英語学習

短期間で英語力が身につく“最強の自習法”とは? 株式会社GRIT岡田祥吾社長に聞く【後編】

“○○するだけで驚きの英語力!”をうたう教材、メソッドが次々登場するなか、「自主学習なくしては英語力の向上はありえません」とビシッと言い切る株式会社GRIT代表取締役社長の岡田祥吾さん。

前回は、「なぜ自習なのか」をとことん掘り下げて語ってくれました。後編となる今回は、三日坊主で終わらせないための時間術、さらに英語コンプレックスを克服するためのマインドについて伺います(取材・文:浦上藍子)。

目的があいまいだと続かない

英語ができるようになりたい、と思う理由は人それぞれ。また、できるようになりたいレベルも、人それぞれです。自分は何のために、どのレベルの英語を身につけたいのか、それをきちんと把握することが大切です。

「3カ月後の会議で、英語でプレゼンをしなければならない」
「海外赴任が決まった」
「TOEIC800点以上をとらないと昇進できない」

こんなふうに、達成したい目標と期限が決まっている人は、地ならしが終わっている状態。計画を立て、コツコツと積み上げていけば必ず目標に到達できます。

一方、「英語ができると海外旅行が楽しくなりそう」「仕事の幅が広がるかも」といった、ふわっとした目標は、勉強を続けるモチベーションとしては少し弱い。目標がぼんやりしているがために、「今じゃなくてもいいか」といくらでも言い訳ができてしまうんです。
勉強にとりかかる前に、英語を学ぶ目的を明確にする作業が必要です。たとえば、英語ができると、どんなプロジェクトにアサインされる可能性があるか。そのためにはTOEICのスコアを上げるべきなのか、あるいは英語でのコミュニケーションスキルが重要視されるのか、などなど……。

英語を身につける目的の解像度を上げ、期限を決める。このふたつは、学習を始めるまえに必ずやるべきポイントです。

 
 

少しの負荷で「3時間」はいける!

「プログリット」では、毎日3時間の自習×3カ月をひとつの目安にしています。多くの利用者を見ていても、ほとんどの方が毎日3時間を英語学習にあてることができています。
仕事時間が長い人は、まずそこにメスを入れます。簡単に言えば、ダラダラ仕事をしない、ということです。「この会議は本当に出る必要があるか」「資料づくりに時間がかかるのは、ExcelやPowerPointのスキルを上げることで短縮できるのではないか」。こうしてこまかくチェックしていくと、必要のない予定や短縮できる作業がでてくるものです。

プライベートはより簡単です。なんとなくスマホをいじったり、SNSを見たりしているだけでも、あっというまに時間はすぎています。
なかでもおすすめは、就寝時間を決めること。たとえば「23時には寝る」と決めてしまう。それまで深夜2時に寝て、8時に起きていた人なら、同じ睡眠時間を確保したまま5時に起きることができます。

頭がクリアな朝は、夜よりも英語学習するのに適しています。また、飲み会や残業など、突発的な予定が入る可能性が低いため、毎日、計画的に自習しやすい、というメリットもあります。

出社前に2時間、昼休みに30分、帰宅後に30分と、分割するのもいい方法です。こうして生活を最適化していくと、それほど負担を感じずに、時間を捻出することができます。

英語コンプレックスを打ち破る!

英語のパフォーマンスは、ふたつの要素で決まると考えています。ひとつは当然ながら英語力、もうひとつはマインドです。多少の間違いは気にせず、堂々と話すことができるか。多くの日本人にとってネックになる部分です。

英語力が向上していくにつれ、マインドも変わっていきます。「できる」という自信がもてれば、萎縮してしまうことも少なくなります。

ただ、往々にして英語力へのアプローチだけでは足りないこともあります。「プログリット」では、英語のパフォーマンスを上げるために必要なことはすべてやる、というスタンス。日本人特有の英語コンプレックスを打破するために、コンサルタントがアドバイスやサポートを行っています。客観的に成長を評価し一緒に喜ぶことや、ときには厳しく叱咤激励することなど、マンツーマンのコンサルタントが伴走することのメリットです。

英語でのパフォーマンスを上げるために、必要なことは何か。それを科学的、論理的につきつめ、根拠のあることだけを徹底的にやる。それがもっとも確実に実力を上げる近道です。

◇ ◇ ◇
本田圭佑選手が公式アンバサダーを務めることでも話題のプログリット。世界で活躍する本田選手も信頼を寄せるわけは、めざす目標に応じたプログラムを組んで、迷いなく邁進できるから。使える英語にとことんフォーカスし、マンツーマンのコンサルタントが伴走者となって短期集中で英語力を上げていきます。その鍵を握る「自習」の取り組み方は、英語に限らず、仕事や資格取得などにも応用できるものといえそうです。


浦上 藍子

カテゴリ:英語学習

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【プロフィール】岡田 祥吾(おかだ・しょうご)
株式会社GRIT代表取締役社長。大阪大学工学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに新卒入社。日本企業の海外進出、海外企業の日本市場戦略立案等、数々のプロジェクトに従事。同社を退社後、2016年に株式会社GRITを創業。短期間で英語力を上げる、英語コーチングサービス「PROGRIT」を提供する。

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