【青木ゆかの「捨てる英語」コラム#1】「○○前提」だから英語が話せない/悪魔英語

ベストセラー『ずるいえいご』の著者で英語トレーナーの青木ゆかさんの「捨てる英語」コラム。『悪魔英語 喋れる人だけが知っている禁断の法則』(KADOKAWA)を読むと、さらに効果倍増です!
英語を話せないと思い込む日本人
「どんなに学んでも話せるようになる気がしない」
「毎年今年こそは英語を! と思うけど、話せるようになったことはない」
これは、日本人の英語あるあるです。
中学で3年。高校で3年。やっている人は、大学でも学び続けて4年。10年近い勉強を通じて、結果「話せない」という結論に至っている日本人がとても多いことには、理由があります。
それは、ずばり「ない前提」とも呼ぶべき感覚です。「今年こそは英語を話せるようになりたい!」という想いを胸にした人の多くは、「単語を覚えよう」「フレーズを覚えよう」と、覚えることを中心に勉強方法を組み立ててしまいます。
この前提にある想いは、「自分には、ないから」というものではないでしょうか?
「私には、単語力がない」→「だから、覚える」という発想です。
しかし、この「ない前提感」のまま、暗記を繰り返したところで感じることは「知らない単語だらけだ。自分には、やっぱりないんだ。」という想いではないでしょうか。

この「前提感」を、「ある前提感」に変えることで広がる可能性は無限だ、と私は信じています。「あるって言ったって、ないものはないんだ!」という声が聞こえてきそうですが、もしもその「やり方」や「コンセプト」を知らないだけ、だとしたらどうでしょう。その「やり方」や「視点のもち方」を知って、「ある前提感」で英語と向き合うことができると、劇的に成果が出せるようになるのです。
あなたは、「ない前提」になってはいませんか? 『悪魔英語 喋れる人だけが知っている禁断の法則』の第1話では、「ない前提感」で埋め尽くされているコウスケが、今後どんな風に「ある前提感」をインストールしていくのか。勉強してもしても話せない…と悩む彼が、どんな風に変わっていくのか、次の展開をお楽しみに!


青木 ゆか
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『悪魔英語 喋れる人だけが知っている禁断の法則』第1話を読む
【メソッド原案・監修】青木ゆか(あおき・ゆか)
高校時代にイギリスへ、大学院時代にアメリカへ留学した経験を持つが英会話に大きなコンプレックスを抱える。自らそれを乗り越えた経験をもとに学習メソッドを開発。独立後は、たった2時間のレッスンで英語コンプレックスを克服し、今や海外取引先と英語で毎日やりとりするまでになった生徒等を数多く送り出している。著書に『ずるいえいご』『なんでも英語で言えちゃう本』(日本経済新聞出版社) がある。
【書籍紹介】『悪魔英語 喋れる人だけが知っている禁断の法則』(KADOKAWA)