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みるみる効果が出る「青ペン&書きなぐり」のすごい力/青ペン書きなぐり勉強法

青ペンでノートに書きなぐるだけで、ハーバード大、東大、司法試験に合格! 『頭がよくなる青ペン書きなぐり勉強法』(早稲田塾創業者・相川秀希著)で、世界一シンプルな勉強法を学びましょう。今回は第4回目です。

【すごい効果①】記憶力がアップする

まず、第一に強調したい効果が「記憶力の向上」です。

青ペン書きなぐり勉強法の「青ペン記憶術」は、ノートに記憶したい語句や文を、ひたすら書き連ねていくことでそれらを記憶するという勉強法です。あなたも受験勉強などで、英単語や漢字、地歴公民の語句などを何度も書いて覚えようとした経験があるかもしれません。

でも、なぜ「青ペン」なのでしょうか。

私たちは、当初から記憶力向上の科学的根拠を持って、この記憶術を開発したわけではありません。その後マスコミなどで取り上げていただいたことで、結果的に、専門家たちから科学的根拠をコメントしていただき、私たち自身も「そうなんだ」と納得しているところです。

【書くことで、リラックスする「鎮静効果」】
記憶力向上に結びつく「青ペン」の効果として言われているのは、まずリラックスできることです。

人の行動が、どのような脳の働きにもとづいて起きるのかを研究する「行動生理学」の観点からすると、青という色は、興奮した気持ちを鎮(しず)め落ち着かせる「鎮静効果」が大きいとされます。興奮した気持ちで勉強に臨むと気が散って集中力が高まりません。一方、心が鎮静状態にあると、リラックスした状態で集中することができます。

勉強していて常に目に入ってくるのは青い色の文字。この鎮静効果により、記憶力が高められているのではないかと考えられています。

【普段と違う色だからこその「印象効果」】
もう一つ、「青ペン」の効果として言われることがあります。それは、青という色が、印象として残りやすいという「印象効果」です。

青ペン書きなぐり勉強法の実践者でなければ、勉強のために書く文字は鉛筆やペンの黒が基本でしょう。加えて、赤や青や蛍光マーカーなどを使うかもしれません。

そうした配色に慣れ切っている人にとって、ノート一面びっしりと埋めていった青い文字は新鮮で印象に残るもの。普段、見慣れない色なので、それだけで記憶に残りやすいのです。もちろん、青という色は、青空や海など、自然界ではよく見られます。しかし、意味のある青字の言葉や句ばかりが目に入ってくるという経験を、私たちはあまりしたことがありません。

こうしたことから、とりわけ記憶したいものごとに対して、青字で書き連ねることが、記憶力の向上につながるのではないかと考えられているのです。

【他の色も試してみて、青の効果を検証】
私たちは塾生と一丸となって、この「青ペン」の効果を検証しました。実際に、青ペンの記憶向上効果を、他の色ペンと比較した塾生がいます。

彼は、入塾した当初、青ペンの記憶力向上効果に懐疑的だったといいます。しかし、青ペン記憶術を実践していた同じ高校の部活の先輩が日本史の模擬試験でトップの成績をとったと聞き、「これはやったほうがいい」と青ペンを使い始めたのです。その結果、見事、東京大学に現役合格しました。

検証結果を、彼は次のように証言します。

「赤は、ノートを文字で埋めると呪われたみたいな気分になります。オレンジは、色そのものが薄いので、見返したときなどに読みづらさがありました。黄色は薄すぎて、書いている気がしません。ピンクも薄めの色で、赤透明シートを乗せれば消えるのに気づいたものの、消すメリットはありません。これらの色にくらべて、青は落ち着くし、ノートを見返してもホッとする感じがしました」

【番組の実験ではいずれも黒を上回る成績】
青ペンの記憶力向上効果を、検証したテレビ番組もあります。

日本テレビ系列のニュース番組『ZIP!』では、青、黒、赤の各ペンで、アルファベット20文字を1分間でどれだけ記憶できるか、モニターが試しました。すると、7割が青ペンを使ったとき、もっとも覚えることができたという結果になりました。

また、NHK Eテレの教育バラエティ番組『Rの法則』では、青、黒、赤の各ペンで、15人の名前を20回書いて、どれくらい覚えているかをテスト。結果は、赤と青が同率で、普段使っている黒よりも良い成績となりました。


【すごい効果②】勉強すればするほど、やる気がわいてくる

青ペン記憶術を実践していると、勉強のやる気がさらにフツフツとわいてくる。これは、早稲田塾生や卒業生の多くが私たちに語ってくれることです。

あなたはこれまで、勉強とはなかなかやる気の出ないもの、いやいややるものだと思い込んでいなかったでしょうか?なぜ、青ペンで書くとやる気を生むのか――そこには、次のような根拠があります。

【すぐ行動できるから効果を感じやすい】
青ペン記憶術は、筆記用具さえあれば、誰もが今すぐ実践できる方法です。

つまり「とにかく始める」「今すぐやる」という敷居がとても低い勉強法と言えます。記憶したいことをとにかく青ペンで書き連ねる。これだけでよいのですから。

通常は、勉強法の概要や効果を把握してから、実際の行動に移すというのが手順でしょう。しかし、青ペン記憶術は、まずやってみて、続けているとすぐに効果を実感することが可能なプロセスなのです。

つまり、

●やってみる→わかる→効果を感じる

といういいサイクルができあがるのです。

効果を感じれば、さらに「やってみよう」と、やる気がわいてくるはずです。

「行動(勉強すること)が情動(やる気)をつくる」という理論は、古くから「ジェームズ・ランゲ説」という理論で説明されています。「悲しいから泣くのでなく、泣くから悲しい」というのが、この説を象徴する表現です。

この理論はそのまま、「やる気があるから勉強をするのでなく、勉強するからやる気がわく」という考えを当てはめることができます。その「勉強する」という行動に、いつでも簡単に取り組むことができる方法が、青ペン記憶術なのです。

相川 秀希(早稲田塾創業者)

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【著者紹介】相川 秀希(あいかわ・ひでき)
早稲田塾創業者(ファウンダー)、株式会社アドミッションズオフィスCEO。1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業。大学2年生時に、現役合格の専門塾「早稲田塾」を設立。「本物の勉強法」ガイダンスを行う中で、青ペンを使った勉強法を考案。この「青ペン書きなぐり勉強法」が塾内外に広がっていった。グローバル化教育にいち早く取り組み、「英単語道場」の開発を皮切りに、米国『TIME』、英国『nature』と特別ライセンス契約を締結。

【書籍紹介】『頭がよくなる青ペン書きなぐり勉強法』(KADOKAWA)
難しいルールは一切なし。青ペンでノートに書きなぐるだけ。記憶力がアップする。勉強すればするほど、やる気がわいてくる。どの情報を選び、どの情報を捨てるべきかがわかる。コミュニケーション力が底上げされる。何歳からでも、脳が若返る。「青ペン書きなぐり勉強法」が、あなたの潜在能力を解き放つ!

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