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行政書士のバッジにはどんな意味がある?資格をとったら身に着けるべき?

バッジというと、弁護士などがスーツの胸元に着けているイメージを持っている人も多いかもしれません。実は、それと同じように行政書士にもバッジがあることを知っているでしょうか。バッジを持っているのは、何も弁護士だけではないのです。そこで、この記事では行政書士バッジのデザインが持つ意味などについて解説します。

行政書士バッジとは?

あまり知られていないかもしれませんが、行政書士にも、弁護士や司法書士といった他の士業と同じようにバッジがあるのです。行政書士が持つバッジのデザインは、コスモスの花弁に「行」という字が入っているのが特徴となります。

カラーは全体的に金色をしていますが、これは純金ではなく純銀であることもポイントでしょう。上下が分かりにくく、困ったときは中央の「行」の字から判断することになります。しかし、篆書体(てんしょたい)というあまり馴染みのない書体なので、見慣れていない人には分かりづらいかもしれません。

行政書士バッジは、登録済みの行政書士しか着用できないようになっています。また、ネジ式とピン式の2種類があり、自分が使いやすいほうを選べるようになっているのです。また、失くしてしまったり傷を付けてしまったりしたときには、3000円ほどで新しいバッジを買うことができます。

行政書士は、行政書士としての仕事をするときには必ずバッジを着けるように義務付けられているのです。もし、行政書士の資格がない人が行政書士バッジを身に着けた場合、「行政書士法違反罪」という罪に問われる可能性もあるので注意しましょう。

行政書士バッジのデザインについて

行政書士バッジのデザインには、しっかりとした意味があるのです。たとえば、弁護士であれば「自由と正義」「公正と平等」といったことを表現しています。同じように行政書士のバッジにもテーマがあり、デザインに採用されているコスモスには、調和や真心という花言葉があるのです。

これは、行政書士が仕事をする上で大切にするべきものがバッジに込められている、と言ってもいいでしょう。行政書士は、法律関係の士業においてカバーする業務の領域が特に広いのが特徴です。

また、そうした行政書士が行う業務は国民密着型のサービスであり、業務の遂行にあたっては高い倫理観が求められています。バッジには、誠意を持って職務にあたり、国民生活の向上や社会発展に貢献するという行政書士の使命が表現されているのです。

また、「行政書士補助者」という行政書士のサポートをする役割の人たちにもバッジがあり、業務をする際には身に着けること、とされています。行政書士補助者のバッジには、中央に「補」という文字が入っているのが特徴です。

行政書士バッジを受け取るためには

行政書士バッジは、試験合格などによって資格を得たからといって、ただちにもらえるわけではありません。そもそも、行政書士として活動するためには「行政書士会」への登録が必須であり、登録手続きが完了して初めて会員証とバッジが届くのです。

まずは、行政書士として事務所を置こうとしている各都道府県の行政書士会へ登録申請の手続きが必要となります。また、バッジは無料ではなく有料となっており、自費で購入する必要があるのもポイントです。

また、行政書士補助者バッジを受け取る場合、こちらもまずは行政書士会への登録が必須です。窓口はもちろん郵便でも手続きができるようになっており、住民票や証明写真などが必要になってきます。そして、行政書士の補助者設置届が受理されると、バッジが会員者証と共に送られてくるのです。 「補助者」とは言え、しっかりとした手続きを経たうえでようやくバッジを手に入れることができます。

行政書士バッジを身に着けるタイミングは?

行政書士バッジは、行政書士として業務を行ううえで必ず身に着けること、とされています。しかし、行政書士バッジを普段から身に着けるかどうかについては、行政書士によってまちまちと言えるでしょう。ただし、バッジを身に着けていることで「士業についている」というアピールにもなります。

特に、新人の行政書士などは積極的にバッジを着けて、自分をアピールしてみてもいいでしょう。たとえば、喫茶店などで何気なくバッジを身に着けていたところ、声をかけられてそこから仕事につながった、という例もあります。バッジを付けていることによって、結果的に営業に役立つという意見もあるのです。

新人の中には、まれにヤスリなどを使ってバッジに古さを出そうとする人もいます。ぴかぴかのバッジから「新人である」と判断されたくないがための行為ですが、顧客はそこまで気にしていない場合がほとんどでしょう。

行政書士バッジは一見するととても小さなものですが、金色をしているため、実はとても目立つのです。また、このようなバッジを着けている人はあまり多くないため、胸元に何か着けていることでついつい目がいきやすくなります。もちろん、バッジを身に着けているからといって、いつも自然と仕事が舞い込んでくるわけではありません。

しかし、「少しでも行政書士として仕事をするチャンスを広げたい」と感じているのであれば、普段から身に着けることで可能性を高めてくれるでしょう。

その他には、行政書士の教育研修会や、所属している行政書士会の公式行事に出席するときにバッジを着ける機会があります。これらの開催頻度は、年に数回ほどとあまり多くはありません。しかし、そこでは他の行政書士たちが一堂に会することになり、バッジを着けて参加することで行政書士としての自覚を再認識できるでしょう。

行政書士補助者バッジについて

行政書士のサポートをする行政書士補助者にも専用のバッジがあり、コスモスの花弁の中に、「補」の文字を配したデザインが特徴です。この行政書士補助者というのは、行政書士の責任の下、書類の清書など行政書士のアシスタント業務を行う役割を果たしています。と聞くと、一般事務のようなイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、補助者の業務は書類の下書きや清書、官公署への提出をしたり顧客の対応をしたりと、一般事務とは扱っている内容が異なっています。一般事務とは明確に区別されており、補助者だからこそできる業務があるのです。

たとえば、役所の窓口で証明書などの請求をする際には行政書士補助者であることを証明する必要があるので、一般事務にはできない業務でしょう。そのため、いつでも身分が証明できるようにバッジを身に着けて仕事をすることになっています。

補助者バッジを手に入れるためには、行政書士が所属する行政書士会に対して「補助者設置届」という申請手続きが必要です。そして、それが受理されると送られてくる仕組みになっています。補助者も行政書士と同じようにバッジの着用をするようになっているため、補助者として仕事をするためには、この手続きは欠かせません。

また、同じように補助者を辞めたときにも手続きが必要で、そのときに補助者証と一緒にバッジを返すようになっています。行政書士と同じように、資格がない状態で補助者のバッジを身に着けると罪に問われる可能性があるので、十分注意しましょう。

せっかく資格をとるならバッジを身に着けてみては?

行政書士バッジは「身に着けること」とされているものの、常に着けているかどうかは人によってバラバラなのが実情です。

しかし、行政書士バッジは小さいながらもとても目立ちます。自分は士業についている、というアピールにもなるのです。行政書士の試験に合格し、せっかく資格を取得・登録したのであれば、バッジを身に着けてみてはどうでしょうか。

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