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【朗読+翻訳指導有り】アリスを100倍楽しむ特別講座!東大教授がパロディと音の響きに隠された物語の謎を解き明かす全3回

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【朗読+翻訳指導有り】アリスを100倍楽しむ特別講座!東大教授がパロディと音の響きに隠された物語の謎を解き明かす全3回
河合 祥一郎
オンライン
2022年10月14日(金) 19:00~20:30(受付開始18:45) ※全3回講座(10月14日/10月28日/11月11日)
9,900円(税込)

ノンセンス×論理学×シェイクスピア! 謎を徹底的に解き明かす、ここでしか聞けない特別講座

高橋康也の名著『ノンセンス大全』にもあるとおり、「ナンセンスが《意味(センス)のない状態》のことをさすとすれば、ノンセンスとは《意味を無化する方法》のことである」。「意」は、「音」に「心」がついたものでもあるのですから、音の響きをよく聴いて、まずはナーサリー・ライムの面白さを理解し、そのパロディを味わいましょう。そこからキャロルの真意を読み解きます。

『鏡の国』ではハンプティ・ダンプティが意味を支配しようとします。その意味は?
また、謎の歌「ジャバウォックの詩」! この手ごわいノンセンス詩は、どう味わえばよいのでしょう?
そして、キャロルとシェイクスピアの共通点は?
あらゆる角度から縦横無尽に解き明かします。

最後に、受講者の方々から翻訳を募集し、指導する、河合祥一郎の翻訳道場コーナーも設けました。
アリスやシェイクスピア、そして翻訳について知りたい方向けの講座です。
初心者から上級者まで楽しめます。



※本講座は全3回(下記日程参照)のパッケージです。講座はビデオ通話アプリ「Zoom」(無料)を使ってオンラインにて開催します。必ず事前にパソコンやスマホからZoomのインストールおよび会員登録をお願いいたします。

※本講演のZoomのルームURLはご本人様のみ有効です。第三者への貸与、譲渡、コピーは禁止です。リンクの共有などを行なった場合、ご自身の視聴権利がなくなるだけでなく、法的措置を取らせていただくこともございます。ご注意ください。必ずご購入したご本人様のみがご利用いただきますよう、お願いいたします(払い戻しはいたしません)。

※講座を欠席された方、通信環境等が原因で視聴できなかった方のために、講座終了から5日以内を目安に、アーカイブ動画のURLをお送りします。なお、各回アーカイブの視聴期間は、「11月30日まで」です(受講者全員対象)。但し、こちらは販売上のお約束ではなく、お客様サービスとしての配信のため、Zoomの録画などに不具合が出た場合は配信できないこともございます。ご了承ください。

※ご視聴のためのルームURLは、各回、講座の7日前より、パスマーケット経由のメールにてお知らせいたします。

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講座日程&チケットの種類

<講座日程>
・第1回 2022年10月14日(金)19:00~20:30
・第2回 2022年10月28日(金)19:00~20:30
・第3回 2022年11月11日(金)19:00~20:30
※すべてオンライン(Zoom)での開催です。


<チケットの種類>
①受講のみ(全3回講座/税込9,900円)

②書籍4冊付き受講チケット(全3回講座/税込12,144円)
※『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『新訳 リア王の悲劇』『新訳 十二夜』(すべて角川文庫)付き

<ご注意! 書籍付き受講チケットについて>
※書籍は、お申込み時にご登録いただいた住所にお送りします。お間違えのないよう、ご注意ください。また、10月3日までのお申込み分は「10月7日」に発送を予定、10月4日以降のお申込み分は、第1回講座終了から1週間以内の発送を予定しています。なお、「10月28日」を過ぎても書籍が届かない場合は、下記事務局までメールにてご連絡ください。

講座内容

第1回(10月14日)
『不思議の国のアリス』を中心に

第2回(10月28日)
『鏡の国のアリス』を中心に

第3回(11月11日)
ルイス・キャロルの世界とシェイクスピア世界との比較

・作者の意図、テーマ、理解のポイント、原文と翻訳
・アリスは何を求めていたか。アリスの物語が当時の英国社会に与えた影響、そして現在にいたるまであらゆる文学や映像作品などのコンテンツに与えた影響
・アリスは反童謡?
・作中にあふれるパロディからキャロルの真意を読み解く
・センスとノンセンス――「意味を無化する」ということ
・ナーサリー・ライムとライム
・ルイス・キャロルという人物
・ハンプティ・ダンプティは元にもどせるのか?
・チェシャー猫はなぜ笑う?
・論理学で読み解く、本当に本当におかしなお茶会
・青虫とたばこの煙
・トランプとチェスをモチーフしたわけ
・シェイクスピアとの共通点、相違点
・あなたならどう訳す?――河合祥一郎の翻訳道場

※講座内容は予定です。変更の可能性があります。

河合祥一郎の翻訳道場について

講師による翻訳指導を受けたい方は、以下の原文の訳をお送りください。お送りいただいた訳文から、全てではありませんが、いくつかピックアップし、「河合祥一郎の翻訳道場」で翻訳指導します。お送りいただいた方のお名前を公表することはございません。なお、この課題はもちろん自由参加です。可能な範囲で可能な点数をお送りください。

<課題>
課題①
‘The Queen of Hearts, she made some tarts,
All on a summer day:
The Knave of Hearts, he stole those tarts,
And took them quite away!’

課題②
`'Tis the voice of the Lobster; I heard him declare,
"You have baked me too brown, I must sugar my hair."
As a duck with its eyelids, so he with his nose
Trims his belt and his buttons, and turns out his toes.'

When the sands are all dry, he is gay as a lark,
And will talk in contemptuous tones of the Shark,
But, when the tide rises and sharks are around,
His voice has a timid and tremulous sound.

課題③
"So here's a question for you. How old did you say you were?
Alice made a short calculation, and said, "Seven years and six months.'
"Wrong!" Humpty Dumpty exclaimed triumphantly. "You never said a word like it."
"I thought you meant "How old are you?'" Alice explained.
"If I'd meant that, I'd have said it," said Humpty Dumpty.
Alice didn't want to begin another argument, so she said nothing.
"Seven years and six months!" Humpty Dumpty repeated thoughtfully. "An uncomfortable sort of age. Now if you'd asked my advice, I'd have said, "Leave off at seven' -- but it's too late now."

※講師による訳文・原文の生朗読もあります

講師紹介

河合 祥一郎かわい しょういちろう

河合 祥一郎
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。元日本シェイクスピア協会会長。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書)、『NHK「100分de名著」ブックス シェイクスピア ハムレット』(NHK出版)など。角川文庫よりシェイクスピアの新訳シリーズ、「ポー傑作選」シリーズ、「不思議の国のアリス」シリーズ、「新訳 ドリトル先生」シリーズ、「新訳 ナルニア国物語」シリーズなどを刊行。戯曲に『悪い仲間』、『国盗人』、『ウィルを待ちながら』、『不破留寿之太夫』など。
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