鈴木大拙 プレミアムセミナー -『禅と日本文化』新訳を鎌倉でよむ-(全3回講座)

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鈴木大拙 プレミアムセミナー -『禅と日本文化』新訳を鎌倉でよむ-(全3回講座)
安藤 礼二
2022年10月21日(金) 13:30~16:30(受付開始12:30) ※全3回講座(10月21日/11月18日/12月9日)
55,000円(税込)

晩年の聖地「松ヶ岡文庫」(鎌倉)で、大拙の主著『禅と日本文化』を堪能しませんか

今日、禅(ZEN)、座禅、瞑想、マインドフルネスが、世界的な関心を集めています。

その契機となったのが、100年以上前にアメリカへわたった仏教者・鈴木大拙(すずきだいせつ/1870-1966)の活動です。『禅とは何か』『日本的霊性』『神秘主義 キリスト教と仏教』など、禅、日本思想、日本文化の独自性を解き明かしたその著作と思想は、欧米をはじめとするグローバルな影響力をいまも持ち続けています。

このたびのセミナーでは、鈴木大拙の代表作『禅と日本文化』を読み解きます。1959年にニューヨークで刊行された原著「Zen and Japanese Culture」は、英語圏でもっとも影響力をもった禅入門のひとつ。日本ではながらく抄訳版が読まれてきましたが、2022年9月、初の完全日本語訳(碧海寿広 訳)が刊行されることとなりました。

この『禅と日本文化 新訳完全版』(角川ソフィア文庫)をテキストとして講義をおこなうのは、現在の鈴木大拙研究を牽引する安藤礼二さん(文芸評論家、多摩美術大学教授)です。

禅画、俳句、茶道、剣術など、日本文化の各領域に深い影響をあたえた禅の思想。その本質を鈴木大拙はどのようにとらえ、また海外に向けて発信したのでしょうか。美術大学で教鞭をとる安藤さんならではの視点で、仏教思想から日本の文化と芸術、現代思想への影響まで解き明かします。

会場は、松ヶ岡文庫(JR北鎌倉駅から徒歩10分)。大拙が晩年を過ごした安らぎの場であると同時に、その思想を集大成し、世界に発信するための拠点とした研究機関です。
同文庫の協力のもと、関係者以外は立ち入ることのできない仏間にて、大拙の仏壇が見守る中で講義をおこないます。セミナーの合間には大拙が生活した書斎や応接間を講師が案内し、いまだ漂う大拙の息づかいに触れ、その思想を体感していただきます。



※限られた人数で集い、親密な雰囲気の中で名著をひもときます。(オンライン配信なし)
※昨年度の『日本的霊性』セミナーとは独立した内容ですので、はじめての方でも受講可能です。

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四大特典

① 鈴木大拙の仏壇が見守る、非公開の仏間で講義をおこないます
② 講義の合間に、大拙が執筆に使った書斎、各界の著名人を迎えた応接間をご案内します
③ 鈴木大拙ゆかりの円覚寺(北鎌倉)を訪ね、その足跡を講師がご案内します
④ 参加者には、角川ソフィア文庫版『禅と日本文化』1冊、大拙の色紙「妙」、鈴木大拙墨跡暦を差し上げます

講座日程

・第1回 2022年10月21日(金)13:30~16:30
・第2回 2022年11月18日(金)13:30~16:30
・第3回 2022年12月09日(金)13:30~16:30

※会場はすべて「松ヶ岡文庫」(神奈川県・鎌倉)です。
※全3回の講座終了後、受講者からの質問に講師がお答えする質問セッションを予定しています(1月ごろオンライン開催の予定)。


【リピーター様限定割引】
昨年受講された方は、税込50,000円(5,000円引き)でお申込みいただけます。ただし、特典④の「色紙」と「墨蹟暦」は付きません。参加をご希望の方は、下記、割引コードをお申込み時にご入力ください。

【リピーター様限定・割引コード】
SD5000

※割引コードはリピーター様専用です。はじめてご受講される方はご使用になれません。お申込みされてもキャンセルとなりますので、ご注意ください。

講座内容

第1回(10月21日) 鈴木大拙『禅と日本文化』入門
・鈴木大拙の「禅」を通して
・禅の文化と歴史を知る
・「禅とは何か」「日本の芸術文化」「禅と儒学」「禅と俳句」を読む

第2回(11月18日) 禅と武術
・「禅」と武術を中心に
・宗教と身体表現の可能性を探る
・「禅と武士」「禅と剣術」「禅と剣術」を読む?

第3回(12月09日) 禅と茶道
・「禅」と茶道を中心に
・宗教と芸術表現の可能性を探る
・「禅と茶道」「禅と茶道」「利休と茶人たち」「自然愛」を読む

※内容は変更になる場合がございます。

講師紹介

安藤 礼二あんどう れいじ

批評家
安藤 礼二
1967年、東京生まれ。文芸評論家。多摩美術大学図書館長、教授、アートアーカイヴセンター所員、芸術人類学研究所所員。早稲田大学第一文学部卒業。2002年、「神々の闘争 折口信夫論」で群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞、文芸評論家としての活動を始める。『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年)で芸術選奨文部科学大臣新人賞、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社、 2008年、現在は講談社文芸文庫、2016年)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞、『折口信夫』(講談社、2014年)で角川財団学芸賞とサントリー学芸賞を受賞。他の著書として『大拙』(講談社、2018年)、『列島祝祭論』(作品社、2019年)、『迷宮と宇宙』(羽鳥書店、2019年)、『熊楠 生命と霊性』(河出書房新社、2009年)など、監訳書として井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会、 2018年)がある。
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