スキルUP

就職氷河期世代の私が課長になった今、「働き方」について考えること/けぴお

働き方改革がいわれる昨今、日本の働き方の「常識」は近年どう変わってきたのでしょうか。ブログ「イキルメディア」運営するけぴおさんに、課長として「働き方」にどう向き合うかについて語ってもらいました。

こんにちは!イキルメディアを運営している「けぴお」です。

ブロガーとビジネスマンを両立しようと、日々悪戦苦闘しています。

思い起こせば、私は2001年のちょうど「就職氷河期」の真っただ中、なんとか就職し、働いてきました。当時は、非正規雇用の求人が多く、正社員の求人の競争率が激しかったことを思い出します。

私の友人や知人も派遣など非正規雇用で働く方が多く、私のように運良く就職できても、劣悪な環境が多かったように思います。

ただ、時代は刻々と変化し、「働き方改革」や「ハラスメントへの対策」、「副業推進」など、私達の働く環境は変わろうとしています。

私たちはもうアラフォーです。若手から中堅を過ぎ、ベテランを超えて、役付け社員になりました。

今の中堅、若手世代とは違った時代を歩み、そして今、組織の中枢を担う立場になった今、「働き方」について考えることを書いていきます。

「就職氷河期世代の課長は『働き方』にどう向き合い、何を考えているか」。

私の世代すべてに共通するとは微塵も思っていませんが、今現在、日本の慣習として行われている働き方について、自分の考え方を述べていきます。

(1)「部下は定時で上がるのが当たり前。できない場合は自分のマネジメントミス」である

あなたの職場では、残業をするのが当たり前な雰囲気はありますか?

当然のことながら、管理職ではない部下を残業させると残業代がかかります。

もちろん、部署によっては繁忙期(期首、期末など)に、部下に残業をさせることはあります。ただ、恒常的に残業をやっているのであれば、課長など部署のトップのマネジメントミスです。

その多くは、部下の仕事を把握していないか、判断が遅いか、時間にルーズなのです。

部下の仕事を把握していれば、今仕事を振るべきか分かりますし、判断が早ければ部署の仕事はスムーズに進行します。ダラダラ仕事せず、毎日の仕事、毎月の仕事、毎年の仕事を計画通りキッチリ動けば、残業は無くなります。

就業時間内に仕事を終わらせるには、1秒たりとも無駄にできないのです。

(2)「成果を出すために理不尽さや意地悪、ハラスメントはムダである」

私の世代が働き始めたとき、団塊の世代やバブル世代の先輩や上司はとにかく性格が激しい人が多かったことを思い出します。

職場での理不尽や意地悪、いじめ、ハラスメントに耐えるのは当たり前で、ごく普通のことでした。私も両親から「嫌なことがあっても、仕事だから耐えるのは当たり前」と言われてきました。

でも、今となってはムダ以外の何ものでもありません。

なぜなら、そもそも人不足で人材がいない、長時間労働をやめて時間内には帰らせなければならないとなれば、効率よく働くしか方法はありません。

部下や後輩に理不尽や意地悪なことをやるくらいなら、早く仕事を覚えてもらって、後は任せた方がベターです。いちいちそんなことにかまけてるヒマはないのです。

(3)「役職は単なる『役割』にすぎない」

役職は単なる「職業上の役割」と思っています。偉ぶる必要もなければ、着飾る必要もありません。普段の職場では、強制力を働かせなければならない時以外は、刀を抜くことはありません。フラットで良いと思います。

ただし、外部との交渉など、時と場合によっては多いに役職を活用すべきです。

私は役職に自分をのすべてを預けずに、あくまでの役割と割り切った方が肩肘張らずにすむと思っています。そう考えていれば、職業上の役割を果たせずサラリーマンでダメになっても、あきらめがつくし、個人としての活動で輝ければそれで良くなります。

1人の働き手として、逃げ道や選択肢はいくつかあったほうがいいと思います。

共働きで子育てをしてきましたが、学校行事やPTAも沢山ありますし、子供が風邪をひけば、夫婦のどちらかが医者に連れていかなければなりません。つまり、有休が遠慮なく取れたり早退できる環境でないと、共働きの夫婦が落ち着いて子育てなんかできないのです。

では、部署のメンバーが有給休暇を取りやすくするにはどうすれば良いかというと、

・ メンバー同士のコミュニケーションがあること
・ 自分だけが良ければいいという考え方は捨ててもらうこと
・ お互い様の原理であること
・ 困ったときは助け合うこと

以上のように当たり前のことを意識させることで、お互いに有給休暇を取れるようになるのです。

「当たり前のことを淡々とやるのが『働き方改革』になる」

私が常々思っているのは、当たり前のことを淡々と当たり前にやるのが、結局は「働き方改革」になるということです。

課長でも、係長でも、平社員でも、それぞれの役割と仕事を明確にし、やるべきことをすれば仕事のサイクルはスムーズに回ります。

どこかおかしい、なんかおかしい、仕事が回らない、職場の雰囲気が悪いというのは、設計をミスっているだけです。ちなみに、ムダがすべて悪いと言うわけではなく、ちょっとくらいムダ話をしたり、笑いがあった方がストレスなく過ごせます。人間ですから。

ただ、きちんと向き合うことには向き合い、やるべきことをやる。それだけなんだと思います。

最終的に目指すところは、残業がなくなって定時に帰り、好きなことをし、家族や子供とコミュニケーションができ、人間らしく、ムリなく、体を壊すことなく健康的に過ごすことです。

ぜひ、これからの時代を担う中堅、若手のみなさんにも覚えておいてほしいと思います。

ではでは!

けぴお

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】けぴお
1981年東北生まれ。新しい【生き方】×【働き方】を探求する「イキルメディア」の運営者。
普段はビジネスマンとして働きながら、ブログメディアやサイトを運営。ブログに限らず電子書籍出版やセミナーなど幅広く活動を展開中。ブロガーでもあり、アーティストで「人生アートに生きる」がモットー。

■ブログ:「イキルメディア」

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