スキルUP

デキる人ほど仕事が増え、周囲とやりづらくなってしまう不思議と解決方法/けぴお

仕事ができる人ほど仕事を押し付けられ、周囲とも関係がぎくしゃくすることがあります。ブログ「イキルメディア」を運営するけぴおさんに、仕事ができる人が人間関係を円滑にするコツを教えてもらいました。

こんにちは!イキルメディアを運営している「けぴお」です。

私は、「働き方改革」という言葉が出る前から、定時退社を推進していました。ブロガーとして活動していることもあり、いかに効率よく仕事をこなして帰るかに人一倍こだわってきました。

ブログは、日々の仕事の振り返りや反復活動をする目的があるので、家でもPDCAを回していることになります。仕事の気付きや発見をブログに書くと、自分の中の経験が文字化され、自分なりの法則として刻むことができます。ブログをがんばれば、「仕事にも生きてくる」というのが自分の考え方です。

ただ、仕事をこなせばこなすほど仕事が増え、やればやるほど依頼が増えてしまうことに違和感があり、どうしたら良いかを考えてきました。

今回は「仕事ができる人ほど、仕事が集まる不思議」と、その解決方法をまとめていきます。

なぜ仕事は、やればやるほど増えるのか?

「仕事は増えることはあっても減ることは無い」と言われるように、仕事ができる人ほど仕事に埋め尽くされているものです。

なぜ、仕事が増えるのか、解説していきましょう。


【理由① キャパがあるように見えるから】

仕事のキャパは人それぞれです。

ルーティンワークをひいひいやっている人もいれば、エクセル関数などでサクサク終わらせたり、習慣で無意識に営業に行き、成果を出す人もいます。

どんなに仕事があっても、余裕がある人は、まだキャパがありそうだなと周囲から思われるからです。

特に管理職は、部下の仕事の様子を見ているものですので、余裕があるなら仕事をやらせようと考えます。それがどんどん積み重なると、仕事のできる人は山のように仕事をし、仕事ができない人はほとんど仕事をしないことになります。

ただし、これは管理職が仕事全体を把握する力に欠けているからこそ起こるものです。


【理由② 人当たりがいい人は、仕事を振られやすい】

人が当たりがいい人、素直な人や優しい人は、仕事が振られやすいようにできています。

上司の立場になると、元気があり、素直で一生懸命で、なんでも「はい! 分かりました」という積極的で協力的な部下には、つい仕事を回してしまいます。

仕事をする部下の方が可愛く、好意的に思いますし、色々な経験を積ませたり、情報を与えたり、応援したくなります。
ただ、こういう部下も仕事が滞留していきます。


【理由③ 仕事が早い人ほど仕事が正確であり、安心感がある】

基本的に仕事ができる人は、早く、正確であることがほとんどです。仕事が早く、正確な人には「安心感」があります。上司や同僚からも安心感から信頼に変わり、依頼が増え、仕事が増えていくものです。

周囲とやりづらくならないようにするために知っておきたいコツ

仕事ができるようになると、なぜか周囲とやりづらくなってしまうマイナス面も出てきます。


【① 人はほめられすぎると天狗になるものと心得る】

私は上司の気持ちも部下の気持ちも分かりますが、人は自分の能力が認められると自信がつき、やがてプライドになり、間違えると天狗になるものです。

気持ちが大きくなりすぎると、人に対して高圧的に接したり、上から目線にしたり、命令口調になるものです。

これは、実は誰にでも起こるものです。

例えば、部下をほめると自分が最高の人間だと思い込み、すぐに尊大な態度を取る人がいます。結果、周囲から浮いた存在になってしまいます。

普段から仕事に自信がある部下はほめ過ぎず、仕事に自信がない部下には少しのことでもほめると良いでしょう。ただし、自信のある部下のいる前で自信のない部下をほめると、「なぜ自分の方が仕事ができるのに褒められないんだ!」と妬みの気持ちが生まれ、周囲との摩擦が生じるので、できるだけ1対1の場面の時に言うと良いでしょう。


【② 態度や発言には気を付ける】

上司の立場でも、部下の立場でも共通して言えることは、態度や発言には十分注意することです。

特に周囲から「仕事ができる」という認識されている場合、上司、先輩などから嫉妬される可能性が高いです。

嫉妬心が生まれると、粗探しをされたり、失敗したときに喜ばれ笑われたり、挨拶しても無視されるなど、仕事で足を引っ張られることが多くなります。

仕事以外の面倒な部分が多くなるのは、できるだけ避けたほうが良いでしょう。

私の経験では、係長・主任時代に社内で誰もしたくない業界再編の仕事をしたことがあり、ほとんど1人ですべてを調整し、執行し、完遂しています。

これも振り返ってみると、上司がいない、部下も新人ばかり、新規事業が山のようにあふれる過酷な状況の中で、無理難題な仕事を押しつけられたんだと思います。やはり、普段からの発言や態度には気をつけるということを学びました。


【③ 仕事ができると周囲から思われている人ほど、頭を下げる】

私達の世代の難しさは、上司だった人が定年を迎え、再雇用され、部下になったり立場が下になることです。さらに、年齢が上の先輩が同格の立場になったり、立場が下になると、ややこしい問題がおきてくるものです。

私達の世代は、日本の人口構造的に若い世代が不足しているので、上意下達にあれをしろ、これをしろと支持命令ができないマネジメントの難しさを抱えています。

年齢の上下関係が、そのまま役付の序列になれば恨みを買うことはありませんが、そうでない場合、感情に「もつれ」が生じます。

今考えると「年功序列」という人事スタイルは、人口と経済が伸び続ける前提と、日本人の感情に配慮した制度とも言えます。もし、年齢が上の人が部下になっても、尊大な態度をとらず、頭を下げ、敬語を使い、命令ではなくお願いするというスタンスが良いでしょう。

ただし、ペコペコする必要はありません。


【④ 自分のキャパは把握しておく】

仕事のキャパシティは、人それぞれ違います。

限界まで仕事をためすぎて、どうしようもなくなってから周囲に依頼するよりも、自分のキャパを把握しておくことで未然にトラブルを防ぐことができます。

仕事がデキる人や責任感の強い人ほど、キャパを超えて自分で何とかしようとしがちです。一担当者としてはそれでもかまいませんが、管理職になると考え方を変えなければなりません。

というのも、管理職はそもそも仕事が洪水のように流れこむものです。突然の電話や来客、会議やメールなどで、一担当の仕事に集中することができません。

また、長時間労働の撲滅が社会問題になっている以上、部下は早く上がらせる必要があります。

そうなると、管理職が心を落ちつけて仕事に集中するためには、時間外でやることになります。当然のごとく、徐々に疲れがたまり、健康を害し、家族との関係も悪化していきますので、良いことなんかひとつもありません。

私が管理職になって気付いたのは、チーム全体に仕事を割り振りし、同時並行で仕事を進めた方がはるかに効率が良いということです。管理職になったばかりの人は、ぜひ覚えておいて欲しいことのひとつです。

ではでは!

けぴお

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】けぴお
1981年東北生まれ。新しい【生き方】×【働き方】を探求する「イキルメディア」の運営者。
普段はビジネスマンとして働きながら、ブログメディアやサイトを運営。ブログに限らず電子書籍出版やセミナーなど幅広く活動を展開中。ブロガーでもあり、アーティストで「人生アートに生きる」がモットー。

■ブログ「イキルメディア」

あなたへのオススメ記事

  • 『ONE PIECE』担当は“電話力”がスゴかった!! 人間関係を円滑にするコツ
  • 10年以上同じ会社で働く私の「仕事を飽きずに楽しく働き続ける」コツ/浜中省吾
  • 頭がパンクする前に! 駆け出しプレイング・マネージャーの「タスク管理術」/倉下忠憲
  • 世間とのズレはあなたの「欠点」ではなく、本当は「強み」かもしれない/俵谷龍佑
  • NEW
    パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ

    パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ

  • 今すぐ使える! 短い英語クイズ(後編)

    今すぐ使える! 短い英語クイズ(後編)

  • 社会人なら知っておきたい! 「経済学の名著」クイズ

    社会人なら知っておきたい! 「経済学の名著」クイズ

  • 今すぐ使える! 短い英語クイズ(前編)

    今すぐ使える! 短い英語クイズ(前編)

  • 解けば解くほど頭がよくなるクイズ 推理力、論理力、想像力を磨こう!

    解けば解くほど頭がよくなるクイズ 推理力、論理力、想像力を磨こう!

  • 通学派vsオンライン派 英会話の勉強を始めるならどっち?

    通学派vsオンライン派 英会話の勉強を始めるならどっち?

スキルUPの人気記事ランキング

  • 「年を取る」ことは「成長する」こと/「老後の不安」の9割は無駄①

  • 物事に取り組む時は「80%の力」でいい/「老後の不安」の9割は無駄②

  • 「あんなことがしたい」「ここに行きたい」という夢をもつ/「老後の不安」の9割は無駄③

  • 借金玉氏に聞く、発達障害でも「食える人」と「食えない人」の差とは?【前編】

  • 定年後の目標を立てるコツ/「老後の不安」の9割は無駄④

{ カテゴリ別ランキングを見る }

ページトップに戻る