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仕事を進める上で絶対に損をしない5つの考え方/さけびん

仕事の現場では、変なプライドや価値観にしばられすぎるあまり、損する考え方をしている人がいます。そこで今回はブロガーのさけびんさんが、仕事を進める上で得をする5つの考え方をご紹介します。

仕事をしていると、損する考え方をして仕事がうまくいっていない人を見かけることが非常に多いです。

「そんなことにこだわらないほうが、仕事はうまくいくのに」と考えることもあるでしょう。

そこで今日は、仕事を進める上で得をする5つの考え方をご紹介します。

1:プライドは捨てるべきだけど、こだわりは持つべき

プライドが高いゆえに、人に謝ったり下手(したて)に出ることができない。こうした経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

私もそういう時期がありました。

サービス運用チームのリーダーをやっていた時、部下が3名ほどいまして、そのうちの1人は私よりも長くそのサービスに携わっているメンバーでした。

その時「私はチームリーダーだから、自分の考えを曲げてはいけない」と妙なプライドを持っていました。そのため、そのメンバーが提案してきた改善案が私の方針と違っていると、聞く耳も持たず、ことごとく却下していました。

結果として、そのメンバーは会社を辞めてしまいましたし、そのサービスも成長が見込めずにクローズすることになりました。

いま思い返しても、人生における大失敗の一つです。

この経験から、「妙なプライドは、持つべきではないな」と痛感しました。プライドを持つと本質を見誤り、周りにもストレスを与えて、誰も幸せにできないなと考えるようになったのです。

ただ、プライドではなく、「こだわり」は持つべきだと考えています。

プライドとこだわりの違いについて、私の中では次のように整理しています。

▼プライド=自分を守るための自尊心
▼こだわり=新しいものを生み出すための価値基準

こだわりがないと、自分の中で納得した形で仕事をしたり、うまく仕事を進めることが難しくなります。そういうときに自分の立場が危うくなり、妙なプライドが生まれてしまうのです。

プライドを捨てるためにも、こだわりを持ちましょう。

2:人の考えは理解すべきだけど、干渉はしない

現代は、多様性の時代といわれています。

人は理解できない考え方に触れると、ついその考え方を否定したり自分の考え方に寄せようとしがちです。

しかし、人の考え方はなかなか変わりません。そのせいで段々とお互いにストレスが溜まり、確執が生まれていく。これでは、良いことは何も起きません。

ここで重要なのは、人の考え方を変えることではなく、人の考え方を理解して、そのうえで干渉しないことです。

みんな違う人間なのだから、違う考え方をして当然である、と受け入れましょう。

仕事で言えば、自分とは異なる考え方のチームメンバーがいたら、そのメンバーの考え方を理解する。その上で、その考え方にあった仕組みを作っていくように動けばよいのです。

そこで「その考え方はダメだ!」と干渉すると反発を生むだけで徒労に終わります。

3:手間は減らすべきだけど、最初はムダも必要

人間ですから、効率的に物事は進めたいものですよね。

しかし最初から効率的に進めようとしても、そもそも何がムダなのかを把握できなければ効率化もできません。

そのため、最初はあえて効率を求めずに、ある程度のムダを許容することも大切だと私は考えています。

そういう意味でも、まずはムダを恐れずに行動をしてみることが重要です。この記事を読んで感銘を受けた考え方があれば、その考え方を元に行動してみましょう。

4:先輩や上司は尊敬すべきだけど、言ってることが正しいとは限らない

日本企業だと特に「先輩や上司は敬うべきである」という思想が強くあります。

目上の人を敬うという思想自体はとても良いとは思いますが、だからといって先輩や上司の言っていることが正しいとは限りません。

敬う思想が強すぎるあまり、そこを正しいと思ってしまい、思考を働かせずに先輩や上司の言っている通りに動いてしまう人がいます。

立場が上だろうか何だろうか、人は人です。間違えることもありますし、人によって得意不得意があって当然でしょう。

立場が上だから尊敬するのではなく、その人がどんな人なのかを理解した上で、どこが尊敬できるのか、言語化できるくらい解像度高く把握しておくべきです。

ちなみに逆の考え方で「歳をとっている人は考え方が古い」と思い込んでしまう人もいますが、年齢を重ねたが故に知っている知見や発想も必ずあります。

いずれにしても、思考停止に陥らずに、対話と思考を深めていくことを常に志向していきましょう。

5:間違えずに生きていくべきだけど、間違えたっていい

日本人は特にミスを恐れすぎています。

責任のなすり付け合いだったり、人を裏切って自分のミスをなかったことにする行動を起こしがちです。

しかし、どれだけ対策をしても、人は間違えてしまいます。

そもそも「正しさ」というもの自体が非常に曖昧ですし、環境や文脈で大きく変わってしまいます。それなのに常に「正しく」あり続けることなんてほぼ不可能です。

ミスを恐るのではなく、「人間は間違えるものだ」と気楽に構えましょう。

どんどん間違えて、なにがその時の「間違い」なのかを把握して、改善していけばよいのです。

自分を振り返って、「ああ、自分は損する考えかたをしていたなぁ」と凹む必要もありません。これから変えていきましょう。

仕事は多様な人が絡み合って行なわれていく営みですから、難しいことだらけです。間違えやすいのはしょうがありません。

 ◇ ◇ ◇

以上、仕事を進める上で得をする5つの考え方をご紹介しました。

この5つの考え方を実践することで、みなさまが気負いせずに楽しく働いていけることを願っております。


さけびん

カテゴリ:スキルUP

【著者紹介】さけびん
4000人程度の大企業、200人のベンチャー、30人のスタートアップを転職活動なしで渡り歩く。マネージャーになって1年も経たずにチームメンバーのほとんどが辞めるといった失敗を経て、自分なりの仕事術や考え方を編み出す。それを元にTwitterにて仕事の悩みを解決するツイートを続け、5ヶ月で9600フォロワーを獲得。仕事に役立つ記事を「さけびんのブログ」で展開。
■Blog:ディレクターの叫び(さけびんのブログ)
■Twitter:@WSakebi

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