「最高の結果を出す人」は、どうやって本を読んでいるのか? 各ジャンルで圧倒的な実績を上げる秘密は「読書術」にあった。『偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」 仕事にも勉強にも必須な「理解力」と「連想力」が劇的に身につく』(粂原圭太郎著)から、「本の使い倒し方」をご紹介します(第5回)。

速読はある種のネットサーフィン

一口に速読といっても、いろいろな速読があり、何を身につけたいかで速読方法も変わってきます。ただ速く読む方法だけを身につけたいのか、速く読みながらも理解力を養いたいのかでも変わってきます。


テクニック的にいえば、漢字やカタカナだけ読む方法と、視野を広く持つ読み方、音声化しない読み方、音声化するにしてもその音声化を速くする方法などがあります。これらは、自分のフィーリングで使い分けすればいいでしょう。

また、日頃からアンテナを高くして、わからないことや疑問に思ったことはすぐに調べる習慣をつけておくといいでしょう。速く読みながらでも、疑問に思ったことは調べることで、深い知識をつけたり、幅広い情報を入手したりすることができます。

そういう面では、僕にとっての速読というのは、ネットサーフィン的であるといえます。

ネットサーフィン的な速読方法としては、本をパラパラとめくるように見ていき、その中で引っかかった点をピックアップして読み進めていく、というものがあります。

引っかかった点とは、ある種の違和感です。

さまざまな単語を見ていくなかで引っかかるワードは、脳が欲している情報だといわれています。アンテナを高くしていると、それに関連する言葉が目に飛び込んでくるのです。

引っかかったワードを、さらにネットや他の本で調べていきます。

各ジャンルでピックアップされる言葉が異なりますが、その言葉に関連する本を読んでいくと、さらに知識が広がっていくのです。


次の文章から考えてみます。


『本の性質によって、その読み方は変わってきます。

小説やエッセイのような娯楽の本と、試験勉強の本では、当然のことながら得る情報が異なるため、情報の収集の仕方も変わってくるのです。

資格取得や受験のための本は、より早く。その内容を記憶することに重点を置きます。

そのため、速読ができればなおいいでしょう。

速読については後述しますが、飛ばし読みやフォトリーディングなど、いくつかの種類があります。』


この文章を読むと、僕なら「速読」「エッセイ」「フォトリーディング」「飛ばし読み」などのキーワードが出てきます。

そこで今度は、「フォトリーディング」をネットで調べてみると、「フォトリーディング特集 神田昌典公式サイト」という文字が飛び込んできました。クリックすると、経済評論家の勝間和代氏や心理カウンセラーの心屋仁之助氏の写真とコメントが出てきました。

こんな著名人もフォトリーディングをしているということがわかります。

また神田昌典という人物を検索すると、『非常識な成功法則』(神田昌典/フォレスト出版)を執筆したベストセラービジネス書作家だということがわかります。

ここからもっと派生させていけば、どんどん広がっていくでしょう。


このようにネットサーフィン的な速読方法は、広い知識をもたらしてくれます。

ただ単に本を読むという感覚を捨てることも、大切なのです。


僕は、本を何冊も同時に読んでいるので、気分を変えたいなと思った時に、ネットサーフィン的な速読方法をすることがあります。

すると、今までと同じ本なのですが、さらに多くの情報が身につくのです。


また「なんとなくこの本を読みたいな」と思って買ってみたはいいけども、ずっと読んでいなく、「ちょっと読んでみるか」となったときにも、この読み方をします。

目次で文字を追うのも面倒だなと思い、いきなり本文をバッと見ていくと、意外に気になるところがでてくるのです。

もちろん、何も響かないこともあります。

そんな時は、すぐに閉じてしまいますが……(笑)。

挿絵や注釈でも引っかかるところがあれば、なんでもチェックし、調べてみます。

本1冊から、1つでも多くの情報を仕入れられるといいなと思います。

粂原 圭太郎

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】粂原 圭太郎(くめはら・けいたろう)
1991年群馬県生まれ。2010年、京都大学経済学部経済経営学科入学。京都大学大学院法学研究科卒業。中学時代より「勉強法」「記憶術」などに興味を持ち、1,000冊以上の関連書籍を読む。高校時代に最高偏差値95を出す。その後、京大に現役でトップ合格。大学在学中に「勉強革命.com」を運営し、やる気が出る勉強法を受験生に伝え好評を得る。現在はオンライン学習指導塾「粂原学園」で、小学生から高校生まで全国各地の受験生を指導している。2014年、2015年連続で日本テレビ系『頭脳王』に出演しファイナリストに。また小学生の頃より「競技かるた」を始め、現在、準名人。著書に『京大首席合格者が教える「やる気」と「集中力」が出る勉強法』(二見書房)、『頭の中を無限ループする“あの曲”を一瞬で消し去るすごい集中法 』(飛鳥新社)など多数。

【書籍紹介】『偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」 仕事にも勉強にも必須な「理解力」と「連想力」が劇的に身につく』(KADOKAWA)
天才が日々実践する読書の常識を超えた「超・読書術」をついに体系化! 偏差値95、京大首席合格、クイズチャンピオン、起業家……各ジャンルで圧倒的な実績を上げる著者の秘密は「読書術」にこそあった。毎年1,000冊を越える読書家が教える「本の使い倒し方」を一挙紹介!

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