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話題のビジネスモデル、あなたはどれぐらい知ってる?/タロログ

近年、テクノロジーを活用した新たなビジネスが次々と登場しています。それらを一覧にして解説した書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』(近藤哲朗著)を、人気ブロガーのタロログさんが解説します。

こんにちは。ブログ「タロログ」を運営するタロウです。僕は、アフィリエイターだったり、ブロガーだったり、ライターとして生活しています。

アフィリエイトもブロガーも、一人でできてリスクがない反面、事業規模を大きくすることが難しい面があります。

単純に人数攻勢をかければ、その人数に応じて売り上げが上がるかといえばそうでもありません。人数を増やすと売り上げの伸びが緩やかになり、最終的に人数増えても売上が収束してしまうんですよね。

というわけで、最近は常に新しいビジネスモデルを探しているんですが、なかなか見つからない。

そんなわけで今回はビジネスモデルを勉強できる『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)を紹介します。

代表的な4つの「経営資源」とは

この本で取り上げられているビジネスモデルは100個。その100個のビジネスモデルが「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つの経営資源によって説明されています。

ヒト・モノ・カネまではよく聞きますが、現代のビジネスモデルはそこに「情報」が入ってくるということ。時代の流れを感じます。

これらを簡単に再定義すると

1. “モノ:新たな「コアバリュー」を提供する”(P.5)
2. “カネ:新たな「お金の流れを」を作る”(P.5)
3. “情報:新たな「テクノロジー」を使う”(P.6)
4. “ヒト:新たな「ステークホルダー」を巻き込む”(P.6)

となります。

ビジネスモデル1.0と2.0を分けるもの

さて、本書のタイトルである「ビジネスモデル2.0」とは、一体なんなのでしょうか?

これは、ビジネスモデルの大きな革新、近代の新しいビジネスモデルとして、2.0という表現を使っているということです。

パソコンのOSがアップデートされる時に、1.0から始まるものが、細かいアップデートを繰り返し、1.1、1.2、1.3…と続いて大きく更新する際に2.0と表現することからきています。

では、1.0と2.0の違いはなんなのでしょうか? この本の中では2.0のビジネスモデルを、

“「逆説の構造」がある/「八方よし」になっている/「儲けの仕組み」が成立している”(P.20)

としています。

具体的にこれらのビジネスモデルを見てもらった方がわかりやすいと思うので、いくつか紹介したいと思います。


【DUFL 「手ぶらで移動」を可能にする出張・旅行者向けサービス(P.66)】

まずは、出張時の面倒くささを意外な方法で解消する配送サービス「DUFL」。

“同サービスに登録するとスーツケースが送られてくる。そのスーツケースに出張先での荷物を詰めて送ると倉庫で保管される。倉庫ではクリーニングされた状態で保管され、利用者はアプリ上で荷物の管理ができる。そして旅や出張に行くときは、出張先で使用する荷物をアプリで選ぶと、選択された荷物は倉庫でスーツケースに詰められ、宿泊先のホテルへ送られるという仕組み。到着すると自分の部屋に荷物が届けられているので、直接、客先を訪問できたり、手ぶらで移動したりできるというわけだ。”(P.67)

このサービスは非常にうまいです。

僕自身、月に1〜2回の出張があるのですが、服を詰めたりするのはつまらない作業です。月に1~2回の僕でさえ面倒臭いと感じることが多いので、毎週出張している方にとって、時間と手間を短縮できるこのサービスはとてもハマるでしょう。

大手の会社はこのサービスを福利厚生として導入しているようなので、それも非常に上手です。


【プチローソン ローソンがはじめた「オフィス内コンビニ」(P.164)】

オフィスグリコは聞いたことがありますが、プチローソンというビジネスモデルは初めて聞きました。オフィスに食べ物を置くというのは同じなようですが、一体どのような差別化が行なわれているのでしょうか。

“「オフィスグリコ」をはじめ、これまで先行しているオフィス内の置き菓子サービスは、現金を直接払う形が一般的で、回収するときの利便性なども踏まえて100円など固定の金額に設定されることが多かった。(中略)プチローソンの特徴は、業界初の電子決済を導入したところにある。それにより、金額を固定化する必要がなくなった。”P.165

オフィスグリコは1商品100円単位で商品を販売されていますが、100円単位の商品販売というのは結構よくあります。例えば、回転寿司や100円均一などです。

こういった定額の商品販売サービスを利用する時に、こう思ったことはないでしょうか?

「この商品って、100円で買ったらむしろ損するんじゃないの?」と

つまり、原価は違うのに金額が固定だと、購入する物によっては損をしてしまうのではないか、ということです。

しかし売値を固定していないこのサービスであれば、金額が調整可能なので商品の幅が増えます。最近のセルフレジ機能を応用した、非常に素晴らしいビジネスモデルですね。

新時代のビジネスモデルを網羅した一冊

タイトルで「ビジネスモデル2.0」と言っているだけあって、AIやIoTを活用した新しいビジネスモデルが多く、とても勉強になる一冊でした。海外のビジネスモデルも多く紹介されているのも非常に嬉しかったです。

本の最後には「自分でビジネスモデルを図解してみよう」(P.259)というコーナーもあるので、ビジネスモデルを考える際には役立ちそうです。

難しいビジネスモデルもイメージしやすく図解が入っているので、新規事業を考えている人だけではなく、「起業ちょっと興味ある」ぐらいの人でも読みやすい本だといえるでしょう。

タロログ

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】タロウ
実は零細会社の社長。最近は底辺YouTuberとして積極的に底辺コンテンツを生み出している。漫画は年間100冊ぐらい読むが、ビジネス書は年間10冊ぐらいしか読まないので、ビジネス書をちゃんとレビューできるか不安。暖かい目で見守ってください。
■Blog:タロログ
■YouTube:タロチャンネル

【書籍紹介】『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)

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