スキルUP

要注意! 職場で「敵」を作りがちな人の5つの特徴/谷洋二郎

あなたの周りに「気に障る」人はいますか? 実はあなたも、同じように見られているかもしれません。人間関係のトラブルを防ぐために、こうした「対抗心を持たれやすい人」の特性や対処法を、コミュニケーション術に詳しいクリエイターの谷洋二郎さんが解説します。

世の中には、プライベートでもビジネスの場面でも、強い「対抗心」を持たれやすい人が存在します。

普通に過ごしているだけで他人から対抗心を持たれやすい人には、原因があります。それは、自身の行動体質が、周囲の精神衛生にどのような影響を与えているかをわかっていないのです。

そのため、本人は自然に真摯に行動しても、所属するコミュニティ内の規則や風土と、ミスマッチを起こします。その結果、やたらと対抗心を持たれる人生を過ごすわけです。

対抗心を持たれやすい人の特徴を知っておくことで、他人の対抗心に巻き込まれることを防ぐこともできます。

そこで今回は、対抗心を持たれやすい人の特徴をピックアップしていきたいと思います。

特徴① 類似性が多い

共通点が多いと、違った点が際立ちやすく、突き抜けた幸福には嫉妬し、予期せぬ不幸には喜ぶ、といったことをされやすくなります。

手の届く存在、超えられる存在、同じ(似た)存在、「もしくは、私の方が少し上」と思われている存在だかこそ、「対抗したい欲求を刺激してしまう」んです。

圧倒的な実力差があり、優劣を腑に落ちることができれば、相手はライバル視しません。

特徴② 属性や境遇が近い

属性や境遇が近いと、一見仲間意識が芽生えるように思えますが、対抗意識も同時に芽生えやすくなります。

心の拠り所であるホームグラウンドを共にするもの同士がいがみ合うということは、近接憎悪と言われ、珍しいことではありません。

特徴③ 相手の土俵に乗りやすい

対抗心が激しい人は、物事の捉え方を常に「勝負」のようなものに感じています。つまり、あらゆる物事を捉える際に土俵を作り、そこに自分と誰かを乗せて、勝負させているわけです。

敵対心を持たれやすいということは、思考の土俵に立つ相手として選ばれやすいということを意味しています。それはあなただけの問題だけでなく、コミュニティの中でたまたまあなたが平均的でスタンダードな存在であれば、そのコミュニティに潜む敵対心が強めの人から、集中的に土俵へ立つことを求められてしまうことが起こるのです。

特徴④ 相手の競争心を煽っている

あなた自体は競争心がなく淡々とこなしていることが、逆に鼻について競争心を煽っている可能性があります。

無意識のうちに悪気なく何かしらのマウンティングや発言によって、その勝負をしていない感じが、逆に相手にとっては嫌みになっていることもあります。

現代は個人が双方向性のある発信媒体を持つことができ、他人との反射的な比較を強いられやすくなっています。要はアウトプットが過ぎる人は、相手の競争心を煽る可能性が常にあるということです。

また、相手のライバル心にまったく反応しないことも、逆に相手の競争心を煽ることにつながります。

相手が程よいライバル心を持っていたのに、「いや、こっちは勝負してませんし、ぜんぜんそんなの意識してませんから」といった雰囲気が、ライバル心をさらに敵対するマインドに化学変化させてしまうのです。

特徴⑤ 知らずのうちに利害関係を作ってしまう

利害関係があれば、感情が芽生えます。一方が利で、一方が害になるわけですから、敵対視せざるを得なくなります。

人の真似をしたがるとか、人の物を欲しがるとか、実際に行為に至っていなくても、そういった人間味が伝わってしまうと、敵対視されてしまいます。

利害とは目に見えるはっきりとしたものだけではありません。自尊心やストレスなど、心が受ける影響も利害です。

あなたが精神的に大きな害を与える存在なら、あなたという存在には否定的になり、避けたい、対抗したいという気持ちが芽生えるでしょう。

自分の対となる相手の心を常に想像しよう!

対抗心とは、自分に向かって相手が放つ感情エネルギーです。その強いエネルギーがぶつかってくるとき、とても心労するかもしれません。

比較環境が絶えず多様にある世の中において、「対抗心」の取り扱い方に手慣れていくことは、よりハイレベルな処世術を手に入れることでもあります。

自分を客観視することができれば、過ごしていくコミュニティの中で、適切な自分をカスタマイズできます。

だから、普段から自分と向き合いましょう。自分を様々な視点で捉えていきましょう。実は自分が思っている自分は周りが思っている自分とは違うかもしれないという視点に立っていきましょう。

すると、共感性の深い、持ちつ持たれつができるパートナーシップに優れた、多くの人を短時間で味方に付ける人になるでしょう。

谷 洋二郎

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】谷 洋二郎(たに・ようじろう)
クリエイター。ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。運営サイト「超モテ男術」は月間約30万PV、自身やメンバーが研究した恋愛ノウハウをメディア化、教材や雑誌にも展開。最近は、経営者向けにクローズドで開始した「一日して欲しいことをひたすらする」という「経営者相棒サービス」が好評。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々なコミュニケーションに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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