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奇跡の復活! 与沢翼「たった一つの結果のために、魂を売る」/タロログ

かつて一世を風靡した与沢翼氏は、倒産後もわずか4年で70億円の資産をつくり、以前よりも大きな成功を収めています。今回は、その復活を支えた行動力の源泉について書かれた本『ブチ抜く力』(扶桑社)をレビューします。

皆さんは与沢翼という男をご存知でしょうか?

“ネオヒルズ族”としてテレビやネットで話題になり、一時期は秒速で1億円稼ぐ男として一世を風靡しました。

しかし、2014年に会社が倒産。そして金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに、露出が極端に減ってメディアから姿を消しました。

おそらく「ああ、一発屋だったのか」と思っている方も多いかもしれません。

しかし、とんでもありません!

倒産後、海外に移住した与沢さんは、4年でなんと70億円の資産をつくり、以前よりも大きな成功を収めています。

果たして与沢さんはどうやって復活したのか、そして彼の成功哲学はどういったものなのか?

最新作『ブチ抜く力』(扶桑社)で勉強していきたいと思います。

ブチ抜くためのたった一つの方法は?

本書の本文は以下の文章から始まります。

“たった一つの結果のために、魂を売る”(P.21)

極端にいえば、本書の内容はコレだけです。

如何に全力を出すか?
如何に一つの物事にフォーカスするか?
如何に狂ったような情熱をささげられるか?

1章ではしつこいほど、この内容について書かれており、同じような内容が何度も繰り返されています。

“私が実践してきたことは、非常にシンプルです。それは、「とにかく一つの目標に全力を注ぎ込み、結果を出すまでやめない」という事。これが全てです。”(P.25)

“常に本気である事。そして、一つの結果のためだけに、ただひたすらストイックになる。これだけが唯一無二の『ブチ抜けた存在』になるための条件です。”(P.26)

しかし、きっと多くの方はこう思うのではないでしょうか?

「でも4年で70億も稼げなくていいから、普通の人よりちょっと成功したいな〜」

そんな僕らの考えを見透かしたかのように、

“繰り返しになりますが、それでも多くの人が成功を掴めないのは、単に離陸する前に諦めてしまうから。”(P.29)

と書かれています。

確かに、飛行機は離陸時に最も多くのエネルギーを使う、という話はよく聞きます。

一見、ブチ抜く(大きな結果を出す)のは難しいように感じますが、中途半端な成功よりもブチ抜いた存在になる方が、細かいことを考える必要がなく簡単なのかもしれませんね。

成功する人は能力があるから成功するのか?

本書で出てくる数字は、全てがぶっ飛びすぎていてどこかピンと来ない感覚がありますが、成果を出している方を見るときにいつも思うことがあります。

それは「生後1日のときの能力は全ての人間が(ほとんど)等しいのに、どこで差がついたんだろう?」ということです。

当然、与沢さんも同じようなことを聞かれるらしく、こう答えています。

“私はこれまでにたくさんの成功者を見てきましたが、頭の良さだけで成功には結び付いてはいません。”(P.111)

“一番強いと思うのは「失敗を恐れず、タネを蒔き続けられる」タイプです”(P.111)

僕自身が成功者とは言い難いので、成功者である与沢さんがこのように回答してくれているのは、とても勇気ができます。

確かに、運で成功した人もたくさんいるかもしれません。

ですが、ほとんどの成功者は、勝つべくして勝っているのではないかなと思います。

“そして、僕の信じるたった一つの成功法則は『勝つまでやる』ことです。正直不安になることも少なくありませんが、成功だけを続けられる人間は、誰もいません。失敗をしない人間はいないのです”(P.115)

には救われた気がしました。

これからの時代に必要なものとは?

SNSが発達し、1億総メディア時代と言われる現代。

個の力、個の影響力というのは成功するにあたって非常に重要な要素です。

これに関しては僕も「もう少し影響力があれば……」と思うことが多く、とても気になる内容でした。

こうした個人の影響力についても、軽く触れています。

“クリエイティビティを発揮して、周囲から注目され続ける影響力のある人間になってください。”(P.305)

そのための心構えとして、

“「ストイックさは伝播する」ということです。”(P.306)

“ギリギリまで自分の情報を開示する信頼性のある人こそが、生き残るのではないか。”(P.307)

与沢氏の言う通り、近年のウェブメディアでも情報の信頼性などが重要視されており、確かに重要だなと感じました。

おそらくですが、現代の日本は「ちょっと苦しい状況」の人が多いのではないかと思います。

それが「お金」なのか「仕事」なのかはわかりませんが、何か救いを求めてSNSをしている人が多いのではないかと思います。

そういった方に響きやすいのが、「何かをひたむきに頑張る人」なのかなと思います。

アイドルのお世辞にも上手とはいえない歌だったり、スポーツ選手が世界で頑張っている姿だったり、分野は問わずひたむきに頑張っている人に感化されます。

「自分も頑張ってみよう」と思い、その人に惹かれるのではないでしょうか。

なんでもいいので、人の意見は聞かずに寝食を忘れて頑張ってみる、ということが重要なんだなと思いました。

成功の本質王道が書かれている一冊

よく成功哲学というと精神的なことばかり触れる本が多いなか、本書は驚くほど行動・実践に特化した本でした。

人々は「楽して〜」「簡単に〜」と言った類の成功する裏技を探しがちです。

本書で書かれている「愚直に行え」というのは、意外すぎるほどシンプルな答えですが、真の成功のルールはそういったものなのかもしれません。

タロログ

カテゴリ:スキルUP
【著者紹介】タロウ
実は零細会社の社長。最近は底辺YouTuberとして積極的に底辺コンテンツを生み出している。漫画は年間100冊ぐらい読むが、ビジネス書は年間10冊ぐらいしか読まないので、ビジネス書をちゃんとレビューできるか不安。暖かい目で見守ってください。
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■YouTube:タロチャンネル

【書籍紹介】『ブチ抜く力』(扶桑社)

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