スキルUP

社会人3年目が読みたいビジネス書5選/けいろー

仕事に慣れる入社3年目は、新たな知識や技術を身につけるべく勉強に取り組む時期です。そこで本記事では、ライターのけいろーさんが若手社員におすすめしたいビジネス書をご紹介します。

仕事やマナーを必死に覚える、入社1年目。

質を高めるために改善を図る、入社2年目。

そして、入社3年目。

この頃にはもう「社会人」として過ごすのが当たり前になり、新たな知識や技術を身につけるべく勉強に取り組んだり、今後のキャリアを考えたりし始める時期なのではないでしょうか。

そこで本記事では、そんな若手社員におすすめしたいビジネス書をご紹介。

業種を問わず仕事で使えるスキルを取り上げたハウツー本のほか、キャリアプランを考えるにあたって参考になりそうな考え方を記した本を5冊、まとめました。

『仕事で必ず結果が出る ハイパフォーマー思考』渡邉光太郎

ハイパフォーマーとは、「ふつうの人には“見えないもの”をあぶり出す力、他の人が見ないところまで思考領域を広げる力に長けている人」のこと。

本書が取り扱うのは、そんなハイパフォーマーが持つ3つの着眼点「3S思考」です。

物事の本質「Star(星)」を見極めるための考え方、「Side(へり)」に着目して有効活用する方法、そして、プロセスや因果関係といった「Sequence(つながり)」から物事を捉える視点。

ハイセンスな人に共通する3つの考え方の「クセ」を紐解き、順に説明していきます。

企業やチームが抱える問題の実例を示しながら、読者に「自分だったらどうするか?」を考えさせる本。

実践的で学びやすい構成となっているため、読み終える頃には「ハイパフォーマー思考」のなんたるかがわかるようになっているはずです。

『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』小西利行

コピーライターである筆者が実践している「メモ術」をまとめたハウツー本。

ただしいわゆる「効率的なメモの書き方」ばかりを取り扱ったものではなく、どちらかと言えば「アイデア本」としての要素が色濃く見られる内容になっています。

筆者曰く、メモの持つメリットは「考えるきっかけをつくる」ことにある。本書ではそのきっかけづくりになるメモの取り方として、14個のメソッドを紹介しています。

メモによって仕事の生産性を高める考え方や、走り書きを腐らせず有効活用するためのメモの活かし方などがわかりやすくまとめられており、すぐに実践することが可能。

勉強に仕事に生活に、あらゆる場面で役立つ「メモ」を身につけたい人におすすめの1冊です。

『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』伊藤羊一

「どんな話でも『1分』で伝えることはできる」と仮定して話を組み立てる方法をまとめた、「話し方」の指南書。

「1分」という字面からしてシンプルな内容かと思いきや、多彩な場面を想定した会話術のハウツー本となっています。

本書ではまず、「ピラミッドストラクチャー」をはじめとしたロジカルシンキングの手法が登場。

前半では簡潔で論理的な話の組み立て方を説明しつつ、後半は相手の感情に訴えかけるような話し方の重要性も説いていきます。

目指すのは、「コミュニケーションを通じて相手に動いてもらう」こと。

論理と感情、2つの切り口から「伝わる」話し方を紐解き紹介しています。

「1分」という短い基準での考え方ではありますが、それゆえに大切な「会話」のエッセンスが詰まっていると感じました。

『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界No.1プレゼン術』澤円

マイクロソフト社内で圧倒的な実績を誇る筆者が書いた、プレゼン術のハウツー本。

プレゼンテーション中に使える小手先のテクニックではなく、大前提として不可欠な「ビジョン」に注力した内容となっています。

具体的には「①聴いた人がハッピーになる」「②聴いた人から行動(決断)を引き出す」「③聴いた内容を他人に言いふらしたくなる」という3つのゴールを提示。

これらの目的に注力してプレゼンの要点を説明しているため、初心者はその本質を学び、中級者は自分に足りない部分を知り、上級者は質を高めることができるはず。

入門から応用まで幅広い用途で勧められる、プレゼンの極意をまとめた1冊です。

『あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント』澤円

アインシュタイン曰く、「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」。

本書もこの言葉と同様に、社会に蔓延する「常識」や「あたりまえ」に疑問を呈する内容となっています。

本文で登場するのは、ビジネスシーンにおける「時間」「ルール」「コミュニケーション」などにまつわる「あたりまえ」。

誰の得にもならない、非効率かつ非生産的なビジネスの「常識」を蹴っ飛ばし、前向きに物事を捉えるための考え方を示しています。

ビジネスの現場にはびこっている「あたりまえ」にモヤモヤを感じている人にとって、本書の指摘は読んでいて胸がすくようなものなのではないでしょうか。

働き方改革が叫ばれ、価値観が多様化しつつある今だからこそ、読んでおきたい本です。

◇ ◇ ◇

以上、入社3年目くらいの若手社員におすすめできそうなビジネス書を5冊、紹介させていただきました。

どれも比較的よく見かける話題書となっておりますので、書店でもきっと見つけやすいはず。

少しでも気になる本があった方は、ぜひ手に取って読んでみてください。


けいろー

カテゴリ:スキルUP

【著者紹介】けいろー
フリーライター。ネットカルチャーを愛するゆとり世代。新卒入社したメーカーを退職後、趣味で始めたブログ「ぐるりみち。」経由で仕事をもらえるようになり、ノリと勢いで独立。本、グルメ、街歩き、旅行、ネット、アニメなどに関心あり。

【書籍紹介】
『仕事で必ず結果が出る ハイパフォーマー思考』
(PHP研究所)
『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』(かんき出版)
『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』(SBクリエイティブ)
『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界No.1プレゼン術』(ダイヤモンド社)
『あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント』(セブン&アイ出版)

あなたへのオススメ記事

  • “お腹をへこませて立つ”とよい? 自律神経を整える習慣/けいろー
  • まずは「読む」。社会人に必要な「文章力」を鍛えるトレーニング/けいろー
  • 人生を豊かにし、夢を叶える「最強の暗記術」とは?/けいろー
  • 誰でも簡単! 100%の集中状態に入れるエクササイズとは/けいろー
  • 「電験三種」ってどんな資格? 仕事内容・試験概要・合格率・攻略法を徹底解説!

    「電験三種」ってどんな資格? 仕事内容・試験概要・合格率・攻略法を徹底解説!

  • コレならOK? コレだと失礼? 上司&取引先とのビジネスマナー

    コレならOK? コレだと失礼? 上司&取引先とのビジネスマナー

  • 知ればもっとおいしくなる! 食べ物の秘密クイズ

    知ればもっとおいしくなる! 食べ物の秘密クイズ

  • いざというときもスマートに! 慶事・弔事のビジネスマナー

    いざというときもスマートに! 慶事・弔事のビジネスマナー

  • おいしい英語のトリビア満載! 英語の雑学クイズ

    おいしい英語のトリビア満載! 英語の雑学クイズ

  • 言われてみると…どっちがどっち?? 違いがわかる雑学クイズ

    言われてみると…どっちがどっち?? 違いがわかる雑学クイズ

スキルUPの人気記事ランキング

  • 「いい意味で」をつけてもダメはダメ! 無自覚セクハラにご用心/会社員でぶどり(6)

  • 退職する前に知りたい! フリーランスのつらい現実/俵谷龍佑

  • キャバ嬢は進むか休むの二択! つらい時に前を向く2つの方法/億稼ぐ技術(10)

  • まず一喜一憂をやめてみる。折れない心の作りかた/自己肯定感の教科書(4)

  • 回らない仕事を無理に回すとみんなが不幸になるという不条理

{ カテゴリ別ランキングを見る }

資格・スクール情報

  • 行政書士とは? 仕事内容を詳しく解説

    行政書士って何? どんな仕事をするの? 他の法律系資格との違いは? 行政書士に関する素朴な疑問を解決します。

    行政書士とは? 仕事内容を詳しく解説
ページトップに戻る