スキルUP

メンタルを安定させる6つのアクション/Shin

実力があっても、体や心のコントロールの仕方がわからないと、仕事の成果は出ないものです。今回は戦略コンサルタントのShinさんが、メンタルを安定させるためのアクションについて紹介します。

StudyWalker読者のみなさま、こんにちは。Shinと申します。

ぼくは普段とある外資系コンサルティングファームでマネージャとしてサラリーマンをしています。

本日のテーマは、「メンタルを安定させる6つのアクション」です。

仕事での成果は「実力」x「発揮率」により定義されます。実力は、今までの経験や知識などで、地道に向上していくものです。発揮率は、そのときの体や心のコンディションにより大きく左右されます。

せっかく実力があるのに、自分の体や心のコントロールの仕方がわからず、成果を出せずに苦しんでいる人をよく見かけますが、これは非常にもったいない。

今回はそういう人のために、特にメンタルを安定させるためのアクションについて紹介していきます。

アクション1:手持ちのタスクを極小化する

ぼくは、「あまりにも膨大なタスクがたまっている」というとき、メンタルが良くない状態になります。「ああ、もういやだ」「なんとかやらずに済ませられないかな」みたいな気持ちになり、さらにやる気が減退し、手元にあるタスクがさらに増える……という悪循環です。

こうならないためにもっとも簡単な方法は、「なるべく手持ちのタスクを持たない」ということです。

すぐにこなせることは後回しせずにすぐにやり、難しくて自分だけでは判断できないものについても、自分のできる範囲でやりきって他の人に投げるなど、手持ちを極小化していくのです。

極小化することで気分は晴れやかになり、メンタルの安定を保つことができます。

アクション2:とりあえず手を付ける

本業のタスクに加えて、連載執筆やコミュニティ運営活動、自分のキャリアの棚卸や家族サービス等々、いろいろと積み重なっているとメンタルが落ちてきます。「こんなにたくさんある、もうやりたくない」という気持ちになります。

しかし、手を付けてみたら意外とするするっと進み、あっという間に終わっていた、となることばかりです。この感覚、わかっていただける方も多いのではないでしょうか。

「やる気は自然に出てこない、まずやってみることでやる気が出てくる」という言葉もあるように、まず手を付けることが大事です。

「やりたくない」と思ったときこそ、すこしだけ手を付ける。ぼくは常にこれを心がけるようにしています。

アクション3:良いチームを作る

人間関係はどんなときでもキモになります。特に仕事をするときは、期限もあればお客さんや上司からのプレッシャーもある。そんなときに機能しないチームと一緒に仕事をすると、メンタルの安定どころの話ではありません。

もちろん理想としては「どんな人の可能性でも引き出し、最高の成果を挙げる」というマネージャーがベストでしょうが、なかなかそうもいきません。

普段から人とのコミュニケーション量を増やし、小さな仕事を一緒にやり、その中で自分と波長を合わせた仕事ができそうか、最後まで逃げずにやりきってくれるか、主体的に動いてくれそうか、などなど判断していきましょう。

そして、大きな仕事が来たときには信頼できるメンバーを集めてよいチームを作るのです。そうすると、仕事でメンタルが崩壊する危険性をだいぶ低めることができます。

アクション4:90分経ったら違うことをする

ぼくの集中力の限界は90分です。

90分経つと、どうしても違うことをしたくなってしまいます。無理やり我慢して資料作成を続けることもあったのですが、やはりそういうときのアウトプットの質は低いし、スピードも遅かったです。

あるとき思い切って、90分経ったら違うことをしてみました。いったん資料作成の手を止めて、席を立ちました。そして同僚に口頭で確認できるいくつかのことを聞くようにしたのです。そして、それがひと段落設楽また資料作成に戻りました。

結果としてそちらのほうが早く進みましたし、「自分はなんでこんなに集中力がないんだ」と悩むこともなくなり、メンタルの安定につながりました。

アクション5:外の空気を吸う

一日中社内にいて外の空気を吸わないと、どうしても気が滅入ってきます。特に窓がない会議室にずっといると、空気もあまりよくなく、理由もないのにメンタルが落ちてきてしまいます。

ランチやコーヒーブレイクの際には、なるべく外に出て日光を浴び、緑を見て、リフレッシュするようにしましょう。

同僚と散歩しながらミーティングしてもいいかもしれません。8時間もずっとパソコンに向かうのはどう考えても不健康。意識的に自然と触れ合うとメンタルが安定しますよ。

アクション6:体を動かす

ぼくはランチから帰ってきた後、階段でオフィスに戻るようにしています。結構階数があるのでたどりついたときには息も絶え絶えですが、これがかなりいいリフレッシュになるのです。

余裕がある人は、会社の行き返りでウォーキングをしたり、ジムに行ったりすることもいいかもしれません。

定期的に運動をしていると、メンタルをやられる可能性がだいぶ低いように感じます。「そんなこと言っても毎日疲れてるんだ」と思うかもしれませんが、逆にある程度体を動かしたほうが、夜もぐっすり眠れて、結果疲労回復にもなります。

それに、身体を動かしているときは頭が空っぽになり、今の悩み事も大したことじゃないな、と思えますので、メンタルがいい感じに回復していきます。

6つのアクションでメンタルを安定させよう

「実力があるのにメンタルをやられていて成果が出せない」というのは、大変もったいないことです。

今回紹介した6つのアクション、できそうなところからぜひ取り入れてみて、メンタルを安定させてみてくださいね。

応援しています!


Shin

カテゴリ:スキルUP

【著者紹介】Shin(しん)
戦略コンサルタント。男性。大学卒業後、志望をしていたコンサルティングファームに就職するも、仕事がまったくできず、うつ病寸前まで追い込まれる。退職を考えるも、「凡人」でも効率的にできるオリジナルの仕事術を考え、実践。その結果、1年後には社内の評価を一変させ、他社から引き抜きの声がかかる存在にまで成長。現在は、某外資系コンサルティングファームのマネジャーとして、複数のプロジェクトを管理し、企業の成長戦略業務などに携わっている。また、勤務の傍ら、ビジネスブログ「Outward Matrix」を運営。ほかにも、仕事の悩みを解決するオンラインコミュニティ「Players」の運営、無料メルマガ 仕事で成果を出し続けるための「Shinの公式メールマガジン」も行なう。

【著書紹介】『コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術』(ダイヤモンド社)

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