立ち止まる時間も惜しい! そんなときは「音声検索」を駆使すべし/時短術大全

自分の時間を有効に使えていますか? 仕事時間を1日10分短縮できれば、10年では400時間も短縮できるのです! 時短術の集大成『時短術大全』から、ビジネスに役立つテクニックをお伝えします。
スマホでもできる時短術
【1.外出時は「音声検索」を駆使する】
外出中に調べたいことができた。バスや電車の中にいるときなら検索もしやすいが、喫茶店に入るどころか立ち止まる時間も惜しい。こんなときは、音声検索機能が強い味方になる。
音声検索はどんどん精度が上がっていて、大声を出したり、いちいち区切ったりしなくてもよく聞き取れるようになっている。つい出てしまう「えーと」「あのう」「それから」などの不要な言葉は無視する機能や、関西弁にも対応する機能があり、使い勝手がいいのである。歩きながらでも使えるので、電話で誰かと話をしているふりをしながら自然に検索できる。
【2.スマホのアプリは「頻度」で整理しておく】
便利なはずのアプリのせいで、かえってスマホが使いにくくなっていることがある。画面にアプリが増えすぎると、目的のアプリがなかなか見つからなくなるのだ。
これを整理する秘訣はごくシンプルで、画面の最下段から、自分が使う頻度の高い順に並べることである。なぜ最下段かというと、スマホを持ったときに親指が楽に届く位置になるため。
目的ごとのフォルダーを作って整理している人もいるが、それでは1つのフォルダーの中に、よく使うものと使わないものが混在することになるため、整理の効率がよくない。また、機能がダブっているアプリを持っている人がいるが、これを削除するだけでも画面は整理され、ぐっと使いやすくなる。
【3.スマホは仕事用アプリを1ページ目にまとめる】
スマホを快適に使いこなすためには、ホーム画面の整理整頓をきちんと行いたい。整理整頓のポイントとしては、インストールしたものの、使っていないアプリは即削除すること。使用頻度が低いアプリは、フォルダーに入れてまとめるようにしたい。
また、ホーム画面が数ページにわたる場合、アプリは内容に応じて同一ページに配置したほうが使い勝手がいい。その際、1ページ目に仕事用アプリをまとめておくと、勤務中にいちいちスクロールせずともすぐに開けて快適だ。
【4.スマホの空き容量を増やして快適化】
スマホの反応の悪さにストレスを感じるようになったら、空き容量を増やして快適化を図りたい。
方法はいくつかあるが、最も簡単で手っ取り早いのがアプリの削除である。現在、インストールされているものを見直して、不要なアプリはもちろん、あまり使っていないものも、思い切って削除することをオススメしたい。
また、インターネットの閲覧履歴などのデータ蓄積でも、スマホの容量は圧迫される。ウェブブラウザの閲覧履歴やキャッシュは、定期的に削除することを習慣化したほうがいい。

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【書籍紹介】『時短術大全』(KADOKAWA)