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YouTubeにも「子役ブーム」が…実は闇が深い?! キッズチャンネル/タロログ

現在のYouTubeのトレンドを語る上で欠かせないのが、キッズチャンネルの存在です。自らもYouTuberとして活動するタロログさんが、キッズチャンネルについて解説します。

YouTubeでひそかな人気ジャンルである「キッズチャンネル」というものを知っていますか?

キッズチャンネルとは、10歳以下の子供が運営しているチャンネルのこと。

ターゲットが子供ですので、子供がいる方であれば知らない人はほぼいないと思いますが、子供がいないとなかなか目にする機会がないかもしれません。

しかし、このキッズチャンネルの勢いは凄まじく、2017年最も稼いだチャンネルは「Ryan ToysReview」で、何と25億円も稼いだといわれています。

このチャンネルは、6歳のライアン君が子供のおもちゃを使ってレビューする(実際には遊んでいるだけでレビューというほどでもないのですが)というチャンネルです。

日本のYouTubeトップ20の中にもキッズチャンネルは2つ入っていますし、キッズチャンネル自体が確実に伸びているジャンルです。

このキッズチャンネルには子供だけ出演する場合もあれば、お母さんも登場する場合もあるのですが、ここに面白い話が隠れているんです。

キッズチャンネルは誰が運営している?

近年では、子供のなりたい職業にランクインしているというYouTuberという職業。

しかし、それはあくまで小学生中学生のなりたい職業であって、正常な判断をできる親であれば「絶対にやめろ」と言うと思うのですが、このようなリスクある行為を親が容認しているのでしょうか?

実は多くのキッズチャンネルは、親がやらせているんですね。

幼稚園〜小学生低学年の子供たちのために、固定カメラを用意して照明を当てて、撮影した映像を編集して、サムネイルを作り、視聴者の興味を引くようなテキストを考えてYouTubeにアップする。

そういったことは、当然親がやっているわけです。

もちろん積極的に動画を取る子供もいるかもしれませんが、やりたいように暴れまわっていてはなかなか人気が出ませんし、そういった自制心をもって動画を取るのはなかなか難しいです。

おそらくですが、親が撮影の際に口出しをしながら撮影し、撮影後に編集しているのでしょう。

ではなぜこの親たちは子供を使ってYouTubeを作っているのでしょうか?

それは子供を売り出したい、子供をYouTuberとして成功させ大金を得たいという思いがあるからです。

そう、これは今までの子役デビューさせようとテレビオーディションに連れていくという流れが、YouTubeチャンネルを開設するという流れに移行してきているんですね。

これが良いか悪いかは別にしても、そういう時代なんですね。

現に日本のキッズチャンネルも年間数千万・数億円稼ぐチャンネルもあるそうなので、大成功しているといえます。

闇が深い? キッズチャンネルの仕組み

さらに面白いのが、キッズチャンネルをプロデュースする事務所があるということです。

例えばテレビの子役であれば、親がデビューさせたくてどこかの事務所に所属します。それとは少し違って、事務所側がキッズチャンネルを開設したいという思惑で親子ごと雇うんですね。

もちろん、ある程度運営されているチャンネルを雇うことが多いのですが、テレビと違うのは、そのチャンネルのコンセプト・動画内容などを決め、場合によっては編集も事務所側が行います。

事務所側が雇っているチャンネルに関しては、月に動画を何本以上出すという契約のもと、動画の再生数とは関係なく固定の給料も出るそうです。

さらにさらに面白いのが、キッズチャンネルの「スカウト」の存在です。

よく芸能人がデビューのきっかけを聞かれた際に「原宿でスカウトに声をかけられました」と言う方がいますが、それと全く同じことがYouTuberにもあるんですね。

Twitterで人気の方をスカウトして、YouTubeチャンネルを会社としてプロデュースし、デビューさせるということがあります。

キッズチャンネルの場合は親と子供をセットでスカウトするのですが、その際にスカウトマンにスカウトフィーとしてそこそこまとまった額が支払われるそうです。

それくらいキッズチャンネルというのは人気があるジャンルなのですが、「この人たちはどこかの会社がプロデュースしたチャンネルなのだろうか」「子供はやりたがっていないけど大人たちの汚い策略に巻き込まれて訳も分からず撮影してるのかなあ」とか思いながら見ると、また違う側面が見られて面白いかもしれません。


タロログ

カテゴリ:スキルUP

【著者紹介】タロウ
ブロガー/アフィリエイター。株式会社タロログ代表。最近は底辺YouTuberとして積極的に底辺コンテンツを生み出している。
■Blog:タロログ
■YouTube:タロログ

※参考リンク
Ryan ToysReview

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