作家デビュー

ベストセラー作家が明かす作家デビューの鍵「文章を書く前に企画書を磨け」

ベストセラー作家が明かす作家デビューの鍵「文章を書く前に企画書を磨け」
KADOKAWA SEMINAR(C)

 作家デビューへの道を徹底サポートしていく「第2期・著者養成ゼミ」のプレ講座が、先月29日に東京都文京区のKADOKAWA 本社で開催された。本講座は、KADOKAWAと、1,200冊以上の書籍をプロデュースし、200名以上の作家をデビューさせてきたエージェント「アップルシード・エージェンシー」との共同企画で、講師はエージェントとして成果を出すと同時に、ベストセラー作家でもある鬼塚忠氏が登壇。出席者は終始熱心に耳を傾け、デビューへの意欲を高めていた。

講師は「花戦さ」などで知られるベストセラー作家・鬼塚忠さん

 鬼塚さんは、海外書籍の版権エージェント会社「イングリッシュ・エージェンシー」を経て、出版業界の人脈を拡げたあと、2001年10月に日本人作家のエージェント「アップルシード・エージェンシー」を設立。鬼塚さん自身も作家であり、代表作の『花戦さ』(KADOKAWA)は映画化もされ、2018年日本アカデミー賞優秀作品賞ほか8部門で優秀賞を受賞している。

ベストセラー作家/アップルシード・エージェンシー代表取締役
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 本講座では、ゼミを通じて、受講者が執筆したいというコンテンツをブラッシュアップしていき、KADOKAWAなどでの出版を検討しつつ、アップルシード・エージェンシーが、その企画に適した他の出版社へも随時紹介・提案・決定していく。ジャンルは、ビジネス・実用・ノンフィクションなど様々だが、なんと1期生は7名中5名が、講座終了に出版が決定するなど、かなり高い打率を誇る!

 ちなみに本講座に進むためには、全2回開催される入門講座のどちらかを受講し、企画書とプロフィールを提出された方のなかから、厳選な審査のうえ、最大10名が本講座の受講生となる。

本を執筆する際に一番重要なこととは?
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本を執筆する際に一番重要なこととは?

 「僕は前の会社から25年間、今の会社で20年間、今の仕事をしてきましたが、才能のある人を世に出すのが大好きです。才能があるのに、世に出ないなんてもったいない」と語る鬼塚さん。

 書籍を出版するにあたって、大事なことは「このコンテンツを世の中に出したいと思う強い想いです」とのこと。執筆には手間と時間がかかるので、だんだん気持ちが削がれて小さくなっていくそうで、「飯を食うのも忘れて没頭できるものとは何なのか」と参加者に問いかけた。

 そのうえで重要なのが「何を書きたいか」「あなたは誰かの洗い出し」という点だそう。鬼塚さんは、自身の経験を交えながら、前回の講座で作家デビューされた方々のやりとりを例に挙げながら、本講座の流れを解説してくれた。

表現力の養成に加え、デビューの道までをフォローしていく
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企画書を書く段階で9割の人が陥る罠とは?

 鬼塚さんは、出版について「私的なことを上書きすること」とし、そのメリットについても話してくれたが、いくつかのポイントがあるなかで、良き仲間を見つけられることや、間接的な経済利益を得られることを強調した。本講座では、いい企画書を書くこと、出版社に売り込むこと、良い原稿を書くことについてのバックアップ体制も万全だという点がうれしい。

 その後、鬼塚さんは本日の参加者に、自分が書きたい内容について聞いていく。参加者が語るオリジナリティに溢れた企画からは、それぞれに情熱が感じとられ、会場の空気も温まっていく。鬼塚さんもそれらに対して熱心に耳を傾け、様々な質問にも答えていった。

 そして、参加者の熱意を受け止めたうえで「企画書を書く段階で9割の人が間違う点が、読者が知りたいことと、あなたが書きたいことのズレです」とも指摘。そこを修正していくことが、出版への近道となると、鬼塚さんはアドバイスする。

本講座からデビューした作家からの喜びの声とは

 講座の第2部では、第1回目の本講座の卒業生にして、『即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術』CCCメディアハウスより7月刊行)で実際に作家デビューした白鳥和生さんと、その編集者である鶴田寛之さん(CCCメディアハウス)、鬼塚さんによる鼎談が開催。

ベストセラー作家が明かす作家デビューの鍵「文章を書く前に企画書を磨け」
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 実際に本講座に参加し、どのような過程で、本を出版するに至ったのか、その過程が紹介されたので、非常に興味深かった。

 白鳥さんによると「講座を受け始めて、2か月目の10月でほぼ決まりました。そこから鶴田さんにご挨拶をして、1月末までに書きましょうとなったんです」と言うと、鶴田さんも「第1稿が出たのが確か3月末です。ゲラにする前に、書き直しをお願いしました」とうなずく。なんといっても、そのスピーディーな展開に驚かされた。

 何よりも、白鳥さんが意気揚々と自身の体験談を語ってくれたので、かなり背中を押される気がした。そして鬼塚さんが「本を出して人生変わりました?」と尋ねると、白鳥さんは「はい!人生が変わったとも言えますし、自分の引き出しが増えたというか、自分の幅が広がりました」と笑顔で答えられていたのも印象的だった。

第1回目の本講座の卒業生にして、『即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術』で作家デビューした白鳥和生さん
第1回目の本講座の卒業生にして、『即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術』で作家デビューした白鳥和生さんKADOKAWA SEMINAR(C)


 出版に興味がある方は、まずはこの入門講座に参加してみては。本講座に進むためには、この入門講座を受けたあとに、選考のレポートを提出するという運びになるが、鬼塚さんたちが語る生の経験談は大いに聞く価値あり。ぜひご参加ください。

【セミナー詳細】
・第2期 「日本一出版に結びつく 著者養成ゼミ」
・講師 鬼塚 忠

■本講座内容(予定)
第1回 企画の講評、修正の提案、企画書の書き方
第2回 企画書の修正プレゼンテーション、はじめにの書き方
第3回 企画書の修正プレゼンテーション、本文の書き方
第4回 企画書の修正プレゼンテーション、出版社の選び方・選ばれ方
第5回 企画書の修正プレゼンテーション、決定した受講生に打ち合わせの話を聞く
第6回 最終のプレゼンテーション

※本講座の内容は、変更になる可能性がございます。
※主催:株式会社KADOKAWA

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