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【神さまの豆知識】ネガティブをポジティブに変える神さま

【神さまの豆知識】ネガティブをポジティブに変える神さま
KADOKAWA SEMINAR(C)

 書籍『ていうか、神さまってなに? やばいほど願いが叶い出す!!』(KADOKAWA刊)で知られる作家・荒川祐二さんのコラム「神さまの豆知識」。2回目となる今回は、ネガティブからポジティブへと変化をもたらしてくれる神さまについてご紹介します。

日本の神さまあるある「ネガティブとして捉えない」


 日本の神話に出てくる神さまのご利益や考え方についてです。私たちは、普段様々なところで神さまたちの存在を感じられることがあります。今は、マンガやゲームの世界にもキャラクターとして使われたりと、世代を問わず慣れ親しんだ存在です。

 受験生なら、合格祈願に。仕事をされている方なら、商売繁盛と有名な経営者の方々も篤く神さまを信仰されています。猛将のイメージが強い戦国武将たちも戦いの前に勝利を願って挨拶に行ったりと、古くから篤い信仰を受けています。

 日本の神さまあるあるなのですが、神さまが経験されたネガティブな経験は、すべてネガティブとして捉えないのが日本の考え方です。

 たとえば、別天神の命によりイザナミとイザナギの間に初めて生まれた子どもは「ヒルコ」ですが子作りの際に女神のイザナミから男神であるイザナギに声をかけたことから月が満たずに生まれてしまい「わが生める子良くあらず」っとクスノキで作った舟に乗せられ海に流されてしまいます。

 オノゴロ島から海に流されたどり着いた摂津国では、その地域の人々に大切に育てられ「蛭子」=「ひるこ、えびす」とも読むことから夷三郎殿となり、えびす大神として祀られるようになります。

 不幸な経験をした神さまだからこそヒルコのご利益は「幸せになること」、「笑顔で喜びを持って生きること」となり商売繁盛や漁業守護と庶民の幸せを願う神さまとなったのです。
(※恵比寿さまは、コトシロヌシとされる説や上記の様にヒルコ説など様々あり)

殺された女神さえも豊穣を得る神さまへ変換

 また、こんなポジティブ変換もあります。高天原から追放されたスサノオがオオゲツヒメに食事を求めた際、食物をつかさどるオオゲツヒメは、目、鼻、尻から穀物を取り出し調理し出したところ、スサノオは、汚い方法で料理をする女神だと思い女神を殺してしまいます。

 そしてその女神の死体からは、頭から蚕、目から稲、耳から粟、鼻から小豆、陰部から麦、尻から大豆が取れたため地上界には穀物などが普及したとされています。

 一見、残酷で乱暴な結末ですが見方を変えれば、スサノオの様に力のあるものがクワを使い土を耕し、豊穣を得る方法を神話として語り継いでいたのかもしれませんね。

 また、古事記では、スサノオがオオゲツヒメ、日本書紀ではアマテラス(太陽の神)の命で尋ねたツクヨミ(月の神)がウケモチ(穀物神)を似たお話で殺してしまったため、怒ったアマテラスがもうツクヨミとは会いたくないと、太陽は昼、月は夜と顔を合わせることがなくなったとされています。

 このように神話を用いて、大切なことを語り継ぎ、物事を読み解く力、想像力を働かせる力が日本の技術の発展やアイディアのもととなっているかもしれませんね。

<書籍紹介>
『ていうか、神さまってなに? やばいほど願いが叶い出す!!』

<目次>
はじめに
第1章/なぜあなたの願いは叶わないのか?
第2章/なぜムカつくあいつの願いは叶うのか?
第3章/ていうか、神さまってなに?
第4章/神さまと友達になる方法
第5章/神さまと幸せに生きるための9つの教え

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