【短い英語 講座】旅先での「入国カード」の尋ね方
書籍『1回で伝わる 短い英語』の著者であり、元CAの経歴を持つmamiさんが、ビジネスシーンや日常生活で役立つ「誰にでも使える短い英語」を伝える「短い英語」講座。今回は海外旅行での入国に関する表現をお届けします。
「短い英語」というと、省略しすぎて失礼になってしまうのでは、と考える方が多いかもしれませんが、そんなことはありません。英語を使う非ネイティブが増えている現代では、教科書に載っているフレーズよりも、短くてシンプルな「短い英語」の方が相手に伝わりやすいことがあるのです。
1:入国カードがほしいことを伝える
I would like to have a disembarkation card.
(入国カードをいただきたいのですが。)
この表現を「entry」を使って、短くしてみましょう。
Entry card ?
(入国カードを。)
「disembarkation」(入国)を
よりシンプルな「entry」に変えました。
ほしいものを言うときに、究極に短く言う方法はコレ。ほしいものの単語だけを言います。ただしぶっきらぼうに聞こえるので、余裕があれば「please」などを語尾につけて言いましょう。
Can I get the entry card ?
(入国カードをもらえますか?)
こちらの表現もあります。「Can I get ~?」はほしいものを伝えるときの定番フレーズ。覚えておきましょう。
2:入国カードの記入方法を質問する
Please tell me how to fill out this card.
(このカードの記入の仕方を教えてください。)
今回は「should」を使って、短くしてみましょう。
How should I write ?
(どうやって書けばいいですか?)
「How should I ~ ?」は「どうやって~すればいいですか?」という、やり方を聞くときに使える最もシンプルなフレーズです。「write」の代わりに「fill in」(記入する)という熟語を使ってもOK。
What should I write ?
(何を書けばいいですか?)
こちらの表現も使えます。入国カードの記入欄で、何を書けばいいかわからない項目があったときに使えるフレーズです。ぜひ、参考にしてください。
<著者/mami's プロフィール>
ドバイのエミレーツ航空で3年ほどCAとして勤める。非ネイティブも含め各国の人と話していく中で、ネイティブが使うような英語ではなく、本当にどんな人にでも通じるシンプルな英語が必要だと痛感する。この経験をもとに始めたインスタアカウント「超絶シンプル英会話」は誰にでも使える短い英語が人気となり、フォロワー数は7万を超える。