“抱えすぎ”を手放して豊かさを引き寄せる「人生の整理整頓術」
難病の再発、収入ゼロ、貯金ゼロの状態から真摯に生活を見直して経済的自由を獲得し、登録者数10万人超えのYouTubeチャンネルでミニマリズムの魅力を伝えている、ミニマリストTakeru氏。ミニマリスト生活を始めてから起こった変化、実践してきたことを包み隠さず開陳、モノを手放すだけで増えていく「時間とお金、幸せの法則」について語ります。
ミニマリストが手に入れた“最高の好循環”
借金340万円、年収138万円。
この状況から3,000個以上のモノを手放して、住環境や人間関係、家計管理を徹底的に見直し、節約・貯金・複業・投資のプロセスを経て、FIRE(経済的自由)を獲得。
本書は、著者自身の7年にわたる失敗と挫折、V字回復と次元上昇の物語から始まります。これを踏まえて、ハッピーになるモノの手放し方、時間の使い方、お金の増やし方、お金に振り回されないマインドづくり、ミニマリストの思考法について、ひとつひとつ解き明かしていきます。
モノを減らすと何がどう変わるのか?
日々の生活費が減り、浮いたお金と時間を好きな副業に充て、副収入が増えたら本業の仕事を減らし、余裕資金の投資で資産をさらに増やす。時間とお金を生み出すための、最高の好循環が生まれるのです。
著者はこう語ります。「モノを減らすことで、モノとの向き合い方だけではなく、お金や時間との向き合い方が変わります。行動が変わり、習慣も変わっていくのです。すべては習慣の積み重ねです。お金が増える人と減っていく人は、考え方も行動もまるで違います。」
まずは、減らすこと
好きなことはしたいけど、生活が最優先。頑張らなかったら、お金がなくなって生活が苦しくなる。これ以上頑張ったらもっとしんどい。お金はなかなか貯まらないし、何かを変えるだけの余裕もない。人生とはそういうものかも。
20代の頃、そんな悩みを抱えていた著者は、当時の自分にアドバイスするとしたら「何を始めるにしても、まず最初に“減らすこと”を考えて」と伝えるとのこと。
「多くの人が身動きが取れないのは、多くを抱えすぎているからです。あなたはさらに、新しいことを付け加えようとしていませんか? だから、キャパオーバーで何もできなくなるのです。
何かを減らさなければ、あなたには動き出せるだけの体力や気力、発想力も残っていません。だから、何かを減らすことを考えましょう。減らすことで、余裕が出てくるのです。
たとえお金に余裕がなくても、時間や心に余裕が出てくれば、何かを変えようと思えるはずです。人生を変えられる人間がいるとすれば、それは余裕のある人間です。もっと言えば、何かを手放せる人間だと私は思います。
仕事でも、家事でも、人間関係でも、無駄遣いでも、モノでも、行動習慣でも構いません。「余裕」を生み出すために、何かしらを手放しましょう。何を始めるにしても、一番最初に「減らすこと」からスタートするのです。」
ミニマリズムの先にあるもの
本書は、単なる「モノを減らしてミニマリストになる本」ではありません。著者がミニマリスト生活の中で気づき、手に入れた、時間やお金との向き合い方、人や仕事との関わり方、環境や習慣の大切さ、心のあり方など、豊かな人生を送るためのエッセンスがぎっしり詰まっているのです。
著者は言います。「節約や片付け、ミニマリスト生活、稼ぐこと、貯金、投資は、手段にすぎません。それらを目的にしてはいけません。人生の本質は、楽しむことです。未来をしっかり見据えながら、今を楽しく生きてほしいと思います。」
片付けのハウツー本とは一味も二味も違う、深くて読みごたえのある一冊。
・頑張っているのに収入も貯蓄も増えない
・結婚して子どもを育てられる経済力が欲しい
・やることが多すぎて時間がない
・今の状況を変えたいのに変えられない
・お金から解放されたい、お金のことを考えたくない
本書は、そんな人の価値観を大きく変えてくれそうです。
貯まらない生活はもうやめよう モノを手放すだけで増える「お金と幸せの法則」
(著者 ミニマリストTakeru)
<目次>
第1章 失敗と挫折に学ぶ「お金に支配されない生活」
第2章 ミニマリスト生活がお金の流れを変える
第3章 ミニマリストになってわかった「お金の意味」
第4章 お金に振り回されないマインドづくり
第5章 未来のお金を増やす「〇〇投資」という考え方
第6章 時間の使い方を変えればお金は増える
第7章 人生を変えるミニマリスト思考法
>>詳細はコチラ