ココロが喜ぶ!元気になれる!自分らしい“幸福感”の見つけ方
音声メディアVoicyで、精神医学や心理学、脳科学などの「心を理解する情報」をわかりやすい言葉で伝えている、精神科医のkagshun(カグシュン)氏。自分を知り、他人を受け入れ、心豊かに生きるための奥義を明かします。
「何だか苦しい」を手放すヒント、シェアします
精神科医が書いた本と聞いて、どんな印象を受けますか。「心の問題や悩みをすぐに解決してくれる」でしょうか。 「専門用語がたくさん出てきて難しそう」でしょうか。
本書は新しい概念を提唱するものでもなければ、医学的な発見を記した本でもなく、「生きづらさを手放して、幸せを感じ続けるための実践書」。
著者のkagshun氏は、「心の病への理解を深めてほしい」「自己否定やネガティブ感情で苦しんでいる人を手助けしたい」との思いで、本書をまとめあげました。
「精神的不調への苦しみと同等かそれ以上に患者さんが苦しんでいたのは、誤った自己理解に基づいた絶え間ない自己否定であることに気がつきました。
このことは何も精神科に通う患者さんに限ったことではなく、『多くの人が抱える共通の生きづらさ』の正体であるように思いました。
精神科医のおもな役割は病気で悩む人を治療し、健康を手助けすること。
それに加えて、健康な人をより幸せにする後押しをしていくことができれば、社会全体をより健康に、誰にとっても生きやすいものにしていけるのではないでしょうか。」
新たな視点で、心を立て直す
本書は、「多くの人が抱える共通の生きづらさ」の正体と、これを手放す方策を体系的に紹介していきます。
まずは、誤った自己理解や自己否定に陥りがちな「思考の歪み」を取り上げ、“苦しい”を“ラク”に変える新たな視点について、丁寧に解きほぐしていきます。
例えば、
・感情には波があるのが当然、「プラスが良くてマイナスが悪い」わけではない
・すべてをさらけ出せる親友を必ずしも求める必要はない、頼れる相手を広く浅く持つのもOK
・「うまくできること」ではなく、「自分がしたいこと」を軸にしてこそ、持続する幸福感につながる
・人間には適度なストレスも必要、変化を日常にちょっとだけ取り入れながら、小さなストレスに慣れていく
など、思考の歪みをギュッと直し、「今のままでも、いい感じ」と心から実感できるようになるためのヒントが満載です。
この他にも、
・“いい感じ”に生きるために注目すべきこと
・「トータルで見れば、なんとなくいいよね」と思えるための行動原則
・自分と相手を多元的に捉えるための「性格の骨格」
・ネガティブ感情との向き合い方
以上について解説、自己肯定感を高め、心から満足できる日々を過ごすために大切なことを学べるようになっています。
まずは、自分が幸せになる
自己否定から自己肯定へのパラダイムシフト。
自分にはよい点も、あまりよくない点もあって、全てが完璧ではないけれど、全部ひっくるめて「なんとなくいいなあ」と実感できる。
自分にも他人にも満足し、ありのままを受け入れることができる。そんな境地で、自分を幸せにしていく。臨床経験10年以上の精神科医による、知見とノウハウが光ります。
自分と向き合い、自分を受け入れることについて、著者はこう訴えます。「他人を受け入れるためには、自分が幸せであることが必要です。自分が不幸なのに、自由に振る舞って幸せそうな人を認めることなどできるはずがないからです。幸せへの第一歩として、自分自身を見つめてみてください。」
自己否定につながる思考を手放して、行動を変える。世の中の価値観にとらわれず、自分のモノサシで歩み続ける。一度身につけると一生役に立つノウハウ。
・自己否定のクセを手放せなくて苦しんでいる
・ネガティブ感情に振り回されてしまう
・対人関係の悩みを減らしたい、ラクになりたい
本書はそんな時こそ力になってくれる、重要な示唆に富んだ一冊です。
精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法 幸せになる超ライフハック
著者 kagshun
心が疲れているすべての人に伝えたい、今すぐ始められる幸せになる方法
【本章より】
落ち込んだときは、行動から変える。
5本の軸のチェックで自分を知る。
簡単ワークで「今ここ」への集中力を高める。
つらいときは大人の防衛機制で自分を守る。
遠い未来の幸せより目の前の幸せ。
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