驚異の著者デビュー率 「日本一出版に結びつく著者養成ゼミ」 とは
作家エージェントとして200名以上をデビューさせてきたアップルシード・エージェンシーと、オールジャンル出版社のKADOKAWAがタッグを組み、未来のベストセラー著者を養成する「日本一出版に結びつく著者養成ゼミ」の第3期がまもなくスタート。講座開講を目前に控え、KADOKAWAビジネス編集部の部長・藤岡岳哉を進行役に、アップルシードエージェンシーの代表・鬼塚忠さんと、著者として見事デビューを果たした第1期生の白鳥和生さんをゲストに迎え、本ゼミの魅力を語っていただきました。
本ゼミ1期生は7名中5名の出版が決定!
【藤 岡】このたびは弊社KADOKAWA主催で、第三期の著者養成ゼミを開くことになりました。第一期から、コロナ禍での開催という運営上の困難さもありましたが、イベント自体は順調に進み、1期生は7名中5名の出版が決まり、2期生は3名中2名の出版が決まりました。
ただ残念なことに1期の出版が決まった一人は仕事との兼ね合いで途中で断念されました。なので一期は4名の出版が決まったということになります。そのうち2名は、その後も2冊めもしくは3冊めの出版が決まり、10人で9冊の出版の出来ということになります。かなりの確率ですよね。しかも、大手の出版社ばかりです。今回の第3期も期待しています。
さて、今回もまた鬼塚さんに講師を依頼するわけですが、どうなるでしょうか? いかがですか?
【鬼 塚】またのご指名ありがとうございます。弊社は著者のエージェント業、いわゆる著者のプロデュース業が本業ということもあり、コンテンツを持っている著者候補の方の企画を、その人と一緒に作り、日頃お付き合いのある出版社に売り込むという仕事を得意としているわけです。というか、企画書作りと売り込みが三度の飯より好きな8人の集まりなのです。
とにかく、著者になるべき人と組み、著者デビューさせるのが好きで好きでたまらない。世の中に、「こんなすごいこと考えている人がいるから、そのことを読んでください」と、いわゆる世に問うことが好きなのです。
なので、過去20年間で1200冊以上の書籍をプロデュースし、200人近い新人を著者デビューさせました。それでもまだ足りないと思っています。そして、その書籍を読んだ世間の反応を見るのがまたたまらなく好きです。
現在3冊目を執筆中! 人生を変える「著者デビュー」
【鬼 塚】第一期のゼミでそのこと(著者デビュー)を実際に体験した白鳥さん、どうですか?
【白 鳥】はい、私も出版して人生が変わったように思います。
私は第一期を受講して、受講開始から確か1カ月くらい、まだ1回くらいしか受講していないのに、もう、講師である鬼塚さんがCCCメディアハウスという出版社からオファーを取り付けてくださいました。実はゼミの1回目はまったく違う企画でプレゼンしたのですが、「その企画では出版社に売り込みにくい。これではどうですか」と鬼塚さんから、提案されて修正したら、アップルシードさんの営業で、すぐに決めてくださいました。私は嬉しくそのまま受託しました。
その後、編集者やエージェントの方々といろいろ議論しながら出版に至ったのですが、その書籍は重版され、その結果をもって、また鬼塚さんが話をつけてくれ、さらに2冊の出版が決まりました。2冊目はプレジデント社でつい先日、書店に並びました。
3冊目はちくま新書です。現在執筆している最中です。お陰様で、書籍の反響があり、講演などの依頼があったりと、いろいろ人生が好転しました。新たな人生を見ることができました。このゼミに感謝しています。
【藤 岡】ありがとうございます。まさしくその企画の営業をアップルシードさんがするというのが、この著者養成ゼミのいいところで、弊社KADOKAWAの主催でありながら、別に、出版はKADOKAWAにこだわらないところですよね。
最大の魅力は「企画の売込み→出版」への開拓
【藤 岡】私たちは出版社で、書籍を作ることは出来ますが、企画を出版社に売ることは出来ないです。また、こういう出版ゼミは他にもあるのですが、主催者側が企画と出版社の相性を優先して、当社での出版検討だけでなく、他社にも売り込むというのは他にないと思います。多くは企画書の作り方などを教えるだけで終わるのが普通です。これがこのゼミの最大の特徴と言っても言い過ぎではないと思います。
弊社も白鳥さんの企画に弊社も興味を持っていたのですが、鬼塚さんが、出来るだけ企画に合った編集者のもとで、出来るだけ早く出すという考え方で進めますので、結局弊社で進めることはできませんでした。今回もそのような流れになるわけですよね。
【鬼 塚】はい。著者とか企画にとっていいのは、やはり、早く返事をいただけ、その企画と真摯に向き合ってくれる編集者で、さらにその企画を売るのに適した出版社の下で出すのが一番いいわけです。だから、KADOKAWAさんには申し訳ないですが、早く手を挙げたところとまずは交渉します。
また、自費出版系の出版社で出すことは避けたいですよね。本を出すだけで喜ぶ方もいらっしゃいますが、せっかく作った本ですから、信頼のある版元から出し、書店に並んでほしいものです。その書店に並べるのも営業力がものを言います。なので、ある程度、営業力のある出版社に出版を依頼します。
ということで、企画書はしっかりと作ります。たかだかA4で5枚くらいの出版企画書ですが、一般論で言うと、出版社はその企画に350万円程度の金額を投資します。
一冊作るのに、印税、紙代、イラスト代、印刷代、デザイン料、校正代などでそれだけのお金がかかるのです。ということは350万円以上確実にリターンがあると思われる企画書を作らなくてはいけないのです。だからたかだか5枚程度の企画書とはいえ丁寧に企画書を書かなくてはいけないのです。
とはいえ、一般論として細かく企画書の書き方を教えません。他のゼミでは丁寧に教えるかもしれませんが、当ゼミではそういうことはしません。
理由のひとつは、著者候補者は編集者になるのではないので、細かく教えることに意味を見いだせないからです。教えるというよりアドバイスをし、同意したら、企画書を修正してもらうような感じです。もうひとつは企画は個別なもので、一般論を教えることはないです。あくまでも個別なアドバイスを加えます。ただ、そのアドバイスは、自ら言うのもおこがましいですが的をえているはずです。
【藤 岡】ありがとうございます。第三期の著者養成ゼミを開催するにあたり、受講生選抜のためのプレ講座を開催します。
<プレ講座 日程>
■2023年1月26日(木)19:00~21:00(オンライン開催)
<申込はコチラ>
■2023年1月28日(土)13:00~15:00(オンライン開催)
<申込はコチラ>
■2023年1月31日(火)19:00~21:00(※KADOKAWA本社ビルにて開催/開場:18:30)
<申込はコチラ>
第3期の受講を希望される方は、プレ講座のいずれか1日をご受講のうえ、企画書をご提出ください。皆さまのご参加をお待ちしています。
※プレ講座の3回のうち、いずれか1回を選んで受講してください。各回すべて同じ内容です/※オンライン講座(第1回、第2回)は20名限定、会場講座(第3回)は15名限定です。