絶好調が止まらない！体調管理のプロが教える“やる気スイッチの入れ方”

心と体のエネルギー問題を考える

　私たちは普段、何気なく「元気」という言葉を使っていますが、「元気がある」とはどんな状態なのか？　「元気がない」とはどんな状態か？　客観的に定義するのは、実はなかなか難しい。

　病気や異常がなければ元気いっぱいとは限らないし、どこも悪くないのに元気が出ないことも実際あるわけです。体調との関連はあるようでないようで、複雑な要素が絡んでいそうです。

　橋本氏は“医学マニア”の立場から、「元気」についてこう述べています

　「東洋医学には定義があるかもしれませんが、少なくとも西洋医学にはありません。『元気』とは、本人が感じる実感が大きいのです。心も身体も絶好調、『元気MAX』とは、肉体的にハードな運動や作業をしても全然余裕でこなせる、イヤな人にイヤなことを言われても笑って余裕でかわせる、心と体のエネルギーがあり余っていて、『バリバリ調子いいぜ！』という実感がある状態と言えるでしょう。」

　では、どうすれば「元気MAX」になれるのか？その奥義を本書で詳しくお伝えしていきます。

シンプルなのに納得度バツグン！「元気MAX」の具体策

　本書は、
・免疫力を下げずに病気を撃退する
・疲れを取り去って睡眠の質を上げる
・ストレスから解放されて活力がみなぎる
・乱れがちな自律神経を整える
・万病を予防する食事

　この5つのテーマで、「元気MAX」になる秘訣と実践メニューを紹介。

　確かな情報をお伝えするため、橋本氏はアメリカのスタンフォード大学やコロンビア大学、NASAの研究をはじめ、ヨーロッパやアジアの有名大学で行われた研究、日本の国立がん研究センターによる長期間・大規模研究など、最新の知見を徹底的に調査。

　その中から「元気MAX」の実現にプラスになりそうなものをピックアップして、普段の生活で実践しやすい具体的な方法に落とし込みました。

　豊富な知識と経験を総動員して、体調を崩す可能性が限りなくゼロに近い安全な方法を厳選し、読んだらすぐに実践できるよう、「科学的だけど理屈っぽくない」平易な文体で解説。スキマ時間を利用して気軽に少しずつ読むこともできます。

・花を見るだけでストレスホルモンが減少
・人の目や数字を意識して肥満を回避せよ
・目薬の使い過ぎ＆眼球マッサージはNG

　など、読者の皆さんに身につけてほしい習慣、手放してほしい習慣をひとつひとつ丁寧に説明しながら、

・実験のつもりでいろんなアイデアを試してみましょう
・ストレスから逃げる勇気、休む勇気、嫌われる勇気も必要なんです
・自分が感じたことを素直に表現してみましょう。人生が楽しくなるぞ！

　と言った、読者の気持ちをラクに、元気にしてくれる、“ドクターハッシー”らしいメッセージも盛りだくさんです。

“やる気が出ない”を手放すために

　本書を著した橋本氏は、

・人間の謎に挑戦していく医学のおもしろさを共有したい
・最高の体調を実現し、健やかな人生を送ってほしい
・世の中にあふれる「トンデモ情報」に気をつけてほしい

　そんな思いで本書をまとめあげました。その中で、世の中のひとりひとりが「元気MAX」になる大切さ、素晴らしさについてこう語っています。

　「体調についていろいろなことを調べ、考えていく中で僕が気づいたのは、元気がある状態とは、自分の体の調子やメンタルの状態だけではなく、人間関係や生き方の問題まで関わっているということ。
『元気MAX』とは、『自分のやりたいことを楽しくやりながら、大好きな人たちと笑って元気に過ごせること』だと思っています。」

・「いつも何だか調子が悪い」を手放したい
・ストレスや不安から自由になりたい、リラックスしたい
・「やる気が出ない、めんどくさい」から脱出したい

　そんな人たちに伝えたい、あたたかく人間味あふれるメッセージ。相手のことをいつも大切に思う、優しい先生からのプレゼント。いつも絶好調な心と身体を手に入れて、人生を健やかにするヒントが満載の一冊です。