会えないマイナスをプラスに変える、営業スタイルの大変革とは?
1991年にコンサルティング会社を設立し、6,900社を超えるクライアントに向き合いながら、営業力の強化、経営体質の改善、人材育成に取り組んできた、長尾一洋氏。感染症が蔓延する以前から「会わない」営業スタイルを提案してきた著者が、テレワーク時代の商談・受注のノウハウを本書で大公開! 今や待ったなし、マネージャーも経営者も知っておくべき「会わずに売れる」営業戦略、経営戦略も併せてお伝えします。
顧客のニーズに応えるための、新しい営業スタイル
ここ数年、感染症拡大防止のため多くの企業がテレワークへと舵を切り、営業の現場が大きく変わりました。
「顔を出して挨拶なんて、とんでもない。やめてくれ」
「会いたくないんだ」
担当者が営業に伺おうにも、先方から迷惑がられる。追い払われる。対面での営業ができない。そんな事態が起こっています。
この状況下、著者の長尾氏は「会わない(コンタクトレスの)営業スタイルでも、営業の現場がこれまで以上の活況を呈する可能性がある」とし、こう述べています。
「営業担当者にとって、本来、果たしたい目的は『会う』ことの先にあるはずです。『会う』ことは単なる手段です。その目的が『自分たちの商品を知ってもらいたい』『購入を検討してもらいたい』ということであれば、『会う』ことは必ずしも不可欠ではないことに気づきます。
同時に、『会えない』からこそできることがあるという点にも考えが及び、営業活動の可能性を広げられるのではないでしょうか。」
これからの時代に競争力を発揮する、「会わずに売れる」全手法
感染症対策のため仕方なくコンタクトレスにするのではなく、コンタクトレスの方がより多くのメリットがあるから実行する。積極的な選択としてのコンタクトレス・アプローチ。これが本書のテーマです。
資源を無駄遣いせず、地球環境に優しく、時間効率が良く、経済コストを引き下げられる。これらがすべて実現可能であり、しかもそのまま感染対策にもなる。競争力が一気に高まる営業スタイルなのです。
本書では、コンタクトレス・アプローチの手法を4つのステップに分けて解説。
・ホームページで会社と商品を「認知」してもらう
・メールや電話、SNS、ブログなどで「信用」を育む
・信用を着々と積み上げ、より確かな「信頼」を勝ち取る
・ゆっくり話を聞かせてほしい、と相手に「受容」してもらい、Web商談につなげる
さらに、Web商談を成功に導くノウハウについても詳しく触れていきます。
・会議ツールの選び方
・オンライン環境を整えるコツ
・Web商談の前にやっておくべきこと
・商談の相手が「めんどうくさい」「おっくう」と感じないケアの方法
・Web商談トラブルの傾向と対策
この他にも、
・コンタクトレス時代に求められる組織
・テレワークにおける部下とのコミュニケーション
・広がりつつある新しい雇用制度への対応
など、経営者やマネージャーが知っておくべき「コンタクトレス時代のマネジメント」についても言及。単なるハウツーを超える、営業の本質にズバッと斬り込んだ内容になっています。
イエスを引き出す「営業の大変革」
著者は10年以上前から、「移動に伴う燃料エネルギーの消費を抑え、企業の経費節減にもつながる“会わない営業”」、エコ営業を提案しています。
その後IT環境が整って誰もが気軽にツールを使えるようになり、テレワークの普及も相まって、ようやく時代が追いついたように見えます。
「営業のアポイントが取りにくくなった」
「お客様が会ってくれない」
「オンラインでの営業で、今まで通りの成果が出せるのか?」
こうした不安や危機感を払拭する新しい営業スタイル、「コンタクトレス・アプローチ」。
「会わない営業」で成果を出すために、何をどうすればいいのかわからない。
「会わない営業」を始めてみたものの、成果が今ひとつ。
そこそこうまく行っているけど、さらなる成果につなげたい。
そんな方々のために、IT×営業のプロフェッショナルが贈る「会わずに売れる全手法」、ぜひ学んでみてください。
『コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書』
著者 長尾 一洋
「会わずに売れる」テレワーク時代の営業術がここに!
新型コロナウィルス危機下、リモート営業を余儀なくされ、「会いたくても会えない」、「今まで通りにいかない」という人も多いのでは?