フィリップ・コトラー 新刊発売記念・特別対談　H2Hマーケティングの理論と実践

「近代マーケティングの父」が語る、「Human to Human」の重要性

フィリップ・コトラーの最新刊『コトラーのH2Hマーケティング』について、著者のコトラー氏と、監訳・解説の鳥山正博氏が対談形式で解説する。

「H2H」とは「Human to Human」の略であり「人間主体の」という意味合いの言葉で、今コトラー氏がマーケティングにおいて最も重要とするキーワードである。
インターネットの普及は顧客に力を与え、コロナ禍によって顧客は自らの選択肢と可能性を再考している。こうした時代の流れによって世界は構造的に変化しており、マーケティングもそれに伴い、その守備範囲、論理、ツールまでをも大胆に変化しなくてはならないというのが主眼である。「近代マーケティングの父」と呼ばれるコトラー氏の貴重なライブ対談をぜひお見逃しなく。



※本講演はビデオ通話アプリ「Zoom」（無料）を使ってオンラインにて配信します。必ず事前にパソコンやスマホからZoomのインストールおよび会員登録をお願いいたします。

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講演内容

・SNSの発展やコロナ禍を経て、
　マーケティングの役割、
　およびマーケターの仕事はどう進化すべきか
・新たなマーケティング・パラダイム「H2Hマーケティング」とは何か
　――その概念と歴史上の立ち位置
・なぜ今「H2H」がキーワードなのか
・欧米企業におけるH2Hマーケティングの実態
・日本におけるH2Hマーケティングの事例や萌芽
・H2Hマーケティングはなぜ「より良い世界」に貢献できるのか　ほか

※内容は変更になる場合がございます。

講師紹介

フィリップ・コトラーふぃりっぷ ことらー

イリノイ州ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院インターナショナルマーケティングS.C.ジョンソン＆サン名誉教授。マーケティングの権威の一人。シカゴ大学で修士号、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得（いずれも経済学）。ハーバード大学で数学、シカゴ大学で行動科学のポスドク研究に従事。IBM、GE、AT&T、ハネウェル、バンク・オブ・アメリカ、メルクなどの企業に、マーケティング戦略・計画、マーケティング組織、国際マーケティング等のコンサルティングを実施。数多くの論文を発表し、著作も多数。

鳥山 正博とりやま まさひろ

立命館大学ビジネススクール教授。1960年生まれ。国際基督教大学卒(BA1983)、ノースウエスタン大学ケロッグスクール修了（MBA1988）、東京工業大学後期博士課程修了（工学博士2009）。1983年から2011年まで株式会社野村総合研究所にて経営コンサルティングに従事。ケロッグスクール在学中にフィリップ・コトラーの薫陶を受ける。2019年度は母校ケロッグのCRTI（技術・イノベーション研究センター）にて客員研究員。ケロッグの教授陣の著作『社内起業成長戦略』（ロバート・Ｃ・ウォルコット、マイケル・J・レピッツ著、西宮久雄訳、日本経済新聞出版）、『バリューマーチャント』（ジェームズ・C・アンダーソン、ニラマルヤ・クマー、ジェームズ・A・ナラス著、稲葉直彦監修、岡村桂訳、サウザンブックス社）、『コトラー マーケティングの未来と日本』（フィリップ・コトラー著、大野和基訳、KADOKAWA）の監訳・監修を務め、著書に『ブラックマーケティング』（中野信子と共著、KADOKAWA）がある。
（c）平瀬 拓