世界史「その後」の謎クイズ③パイロットの英雄になったリンドバーグを襲った悲劇とは?
誰もが知る歴史上の出来事には知られざる“後日談”があります。雑学総研さんの『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』(KADOKAWA)で歴史通を目指しましょう!
次の質問の答えとして正しいものを選んでください。
1929年5月21日、プロペラ機に乗り、ニューヨーク・パリ間の単独無着陸飛行にはじめて成功、パリのル・ブルジェ空港に降り立ったのはアメリカ人パイロットのチャールズ・リンドバーグだが、彼にその後起こった悲劇とは?
- 自宅が全焼した
- 借金による生活苦
- 息子が誘拐された
【ポイント】
飛行後、アメリカに凱旋(がいせん)した彼を待ち受けていたのは民衆の熱狂的な歓迎だったが、一夜にして180度変わってしまった自分の立場や評価に戸惑い、ニュージャージーにある自宅に閉じこもるようになった。しかも、1932年3月1日には彼の息子が自宅から誘拐される事件が発生、2か月後に死亡しているのが発見された。この事件をきっかけにリンドバークは人間嫌いで毒舌家になり、あやしい政治組織に関与するなど、人びとから敬遠される存在になっていく。しかし、その一方で、工学知識を活かして世界初の人工心臓を共同開発したり、自身の大西洋単独無着陸飛行を題材にした本を上梓するなどの功績を残している。
参照元:『誰も書かなかった 世界史『その後』の謎』(雑学総研著、KADOKAWA)