パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ⑪(算数編)A判とB判、日本独自の規格は?

パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ

子どもの疑問で素朴だけど手強いものだらけ。突然の「パパ、どうして?」「ママ、教えて」に向き合えるよう『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(雑学総研編、KADOKAWA)から、とっておきの雑学ネタを仕込んでおきましょう。

次の質問の答えとして正しいものを選んでください。

用紙サイズにある「A判」と「B判」、日本独自の規格はどっち?

用紙サイズにある「A判」と「B判」、日本独自の規格はどっち?
  • A判
  • B判
  • 両方とも日本規格ではない
B判

【ポイント】
コピー用紙などの用紙サイズには、A4、A3といった「A判」と、B4、B5といった「B判」がある。A判は、もともとはドイツの規格で、20世紀初めにノーベル賞を受賞したオストワルド氏が提案したもの。基本面積を1平方メートルとして、縦横の比率を「1対√2(約1.414)」と規定している。この数字は、半分に切った時にもとの形と相似形になるというメリットがある。

これに対して、B判は日本独自の規格である。江戸時代に尾張、紀伊、水戸の御三家が使っていた「美濃判」という紙の寸法が、明治に入って標準寸法となった。これが現在のB判のもとになっている。

A判とB判の規格が決定したのは、昭和4年(1929)のこと。JIS(日本工業規格)の前身である日本標準規格でドイツ方式の計算方法が採用された時である。サイズはA判、B判ともに大きいほうから順に0から10まであって、A0の半分がA1、A1の半分がA2、A2の半分がA3というようになっている。B判も同様だ。

A判は行政文書やビジネス文書、月刊誌、書籍、文庫などに使われることが多く、B判は封筒や週刊誌、チラシなど、おもに日常的な用途に使われている。

参照元:『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(多湖輝監修、KADOKAWA)

次の問題:
パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ⑫(社会編)日本一低い山の高さは?

書籍情報

頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学

頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学

著者:多湖 輝 監修
出版社:KADOKAWA
販売価格:¥1,296 (2019年3月27日時点の価格)

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