パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ⑱(課外授業)「カロリーゼロ」に入っているカロリーは?
子どもの疑問で素朴だけど手強いものだらけ。突然の「パパ、どうして?」「ママ、教えて」に向き合えるよう『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(雑学総研編、KADOKAWA)から、とっておきの雑学ネタを仕込んでおきましょう。
次の質問の答えとして正しいものを選んでください。
「カロリーゼロ」と表示された清涼飲料水100ミリリットルに含まれるカロリーは?
- 0カロリー
- 5キロカロリー未満
- 20キロカロリー未満
【ポイント】
清涼飲料水を買おうとしたら、「カロリーオフ」「カロリーゼロ」と似たような表示がある。どう違うのか。低カロリーをうたっているのは同じだが、「カロリーオフ」をはじめ、カロリーについて「ひかえめ」「ダイエット」「ライト」「ロー」「低」などと表示してある飲み物は、100ミリリットル当たり20キロカロリー以下で、「カロリーゼロ」をはじめ「ノン」「無」「ゼロ」なら100ミリリットル当たり5キロカロリー未満ということ。「カロリーゼロ」のほうがより低カロリーということになる。これらの表示は、健康増進法の栄養表示基準によって定められたもので、清涼飲料水のラベルを見ると、100ミリリットル当たりの栄養成分表示が書かれている。
ただし、これはあくまで100ミリリットル当たりの成分である。500ミリリットル入りのペットボトルならば、その5倍のカロリーが含まれていることを忘れてはいけない。
「カロリーゼロ」なのにカロリーが含まれているなんて、看板に偽りありと思うかもしれないが、まったくカロリーを含まない飲料は水くらいのものだ。
参照元:『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(多湖輝監修、KADOKAWA)