日本史「その後」の謎クイズ③日本画の巨匠・横山大観の死後、保存されたのは体のどの部位?
誰もが知る歴史上の出来事でも、なかなか知ることができないのが「その後」。雑学総研さんの『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎大全』(KADOKAWA)から、とっておきのエピソードを学びましょう!
次の質問の答えとして正しいものを選んでください。
日本画の巨匠として、いまでも衰えない人気を誇る横山大観だが、その死後、その体の一部が保存されることになった。それはどこの部位?
- 腕
- 脳
- 心臓
誰もが知る歴史上の出来事でも、なかなか知ることができないのが「その後」。雑学総研さんの『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎大全』(KADOKAWA)から、とっておきのエピソードを学びましょう!
著者:雑学総研
出版社:KADOKAWA
販売価格:¥702 (2018年11月9日時点の価格)
ご登録いただくだけで、KADOKAWAの最新書籍を毎月100ページ前後、無料で読むことができます。
さらにAmazonギフト券や著者の限定サイン本などをプレゼント!
ご登録後には、最新セミナーの割引情報からシークレットイベントまで、
質の高い情報をメールマガジンでご案内します。
ここでしか出会えないKADOKAWAのセミナー限定のコンテンツをお楽しみください。
【ポイント】
近代日本画壇の巨匠であり、「朦朧体(もうろうたい)」と呼ばれる、線描を抑えた描法を確立した大観は、その生涯で「瀟湘八景」(しょうしょうはっけい)や「游刃有余地」(ゆうじんよちあり)、「生々流転」(せいせいるてん)、「夜桜」などの大作のほか、多くの富士を題材として描いている。大観は1958年(昭和33)年2月に90歳で亡くなったが、実はその死後、彼の脳は保存されることになった。それは、先述のような大作を多数描いた彼だから、その脳を保存しようという動きが主治医らから起こったためである。執刀した医師によれば、大観の脳は委縮の程度が60歳前後で、目方も日本人の男性の平均を上回り、血管に動脈硬化が見られることもなかったという。大観の脳は実年齢よりも30歳ほど若かったのである。現在、大観の脳は夏目漱石、斎藤茂吉らとともに、東京大学医学部に保存されている。
参照元:『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎大全』(雑学総研著、KADOKAWA)