パパ、ママ、すごい!って言われる 子どもに話したくなる雑学クイズ⑨(理科編)「マグニチュード」って何を表す単位?
子どもの疑問で素朴だけど手強いものだらけ。突然の「パパ、どうして?」「ママ、教えて」に向き合えるよう『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(雑学総研編、KADOKAWA)から、とっておきの雑学ネタを仕込んでおきましょう。
次の質問の答えとして正しいものを選んでください。
地震速報でよく聞く「マグニチュード」は何を表す単位?
- 地震の揺れ幅の大きさ
- 地震のエネルギーの大きさ
- 揺れの続く長さ
【ポイント】
地震が起きると、テレビやラジオ、インターネットなどですぐに地震速報が流れる。この時、「震度」と「マグニチュード」というふたつの単位で報道される。「震度」は揺れ幅の大きさをあらわすもの。かつては人間が判断していたが、平成9年(1997)以降は各地に設置された震度計をもとに測定されるようになった。震度は10段階あり、もっとも小さいものが0で、5と6は強と弱の2段階があり、7が最高値だ。
一方、「マグニチュード」は地震のエネルギーの大きさをあらわすものだ。これは地震を引き起こす断層面積とずれの大きさに比例する。断層の長さと幅、ずれの大きさの比はほぼ一定なので、断層の長さがマグニチュードを予想する目安となる。
私たちが目にするマグニチュードは、「3.5」などと表示される。このエネルギー量がどれくらいかということは簡単には説明できないが、マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍、2増えると約1000倍にもなる。
参照元:『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(多湖輝監修、KADOKAWA)