阿部誠あべまこと
マーケティング学者/東京大学教授
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。1991年マサチューセッツ工科大学博士号(Ph.D.)取得後、同年からイリノイ大学助教授に就任。1998年東京大学大学院経済学研究科助教授を経て、2004年から現職。フンボルト大学(ベルリン)、UCLA(アメリカ)、イェール大学(アメリカ)、ニューサウスウェールズ大学(シドニー)にて、客員教授、准教授、研究員を歴任。ノーベル経済学賞受賞者との共著も含めて、マーケティング学術雑誌に英文、和文の論文を多数掲載。2003年にJournal of Marketing Educationからアジア太平洋大学のマーケティング研究者 第1位に選ばれる。2010年から2018年まで日本マーケティング・サイエンス学会の学会誌編集委員長を務める。ビックデータで得られる知見から、顧客を単なるブラック・ボックスとしてではなく,個々人の行動自体を心理特性も含めてより深く理解することによって,CRM(顧客関係管理)やワン・トゥー・ワン・マーケティングのような顧客レベルのマーケティング活動に応用することを主な研究課題としている。
講演テーマ
マーケティングと行動経済学
マーケティング101
「偶然」と人間の合理性:行動経済学からの示唆
勘と経験に基づいた判断の罠
CRMにおける顧客ベース分析と顧客生涯価値
東大教授が教えるヤバいマーケティング
著書
『東大教授が教えるヤバいマーケティング』(KADOKAWA)
『大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)
『マーケティング・サイエンス入門 -- 市場対応の科学的マネジメント 新版』(有斐閣)
講演・研修実績
SONY、ANA、NTT、富士通、ヤフー、野村證券、大和證券、構造計画研究所、日本SPSS社(現在 日本IBM)、テンセント(中国企業)、ほか