白井 聡しらい さとし
政治学者/京都精華大学准教授
1977年、東京都生れ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。
政治哲学・社会思想の研究に裏打ちされた知見を用いて、現代日本政治や国際関係の分析などを手掛け、その視点と論理の鋭さには定評がある。2013年刊行の『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版、後に講談社+α文庫)は、日本の戦後民主主義体制のゆがみの根本を明瞭かつ痛烈に指摘して論壇に衝撃を与え、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞などを受賞した。また、現代社会の生きづらさを古典を通じて鋭く、またユーモアたっぷりに解き明かした『武器としての「資本論」』(東洋経済新報社、2020年)もベストセラーとなった。複数の著作が韓国・中国・台湾等で翻訳出版されており、海外での認知度も高まりつつある。
新聞、雑誌への寄稿、ラジオ、テレビ等への出演のほか、デモクラシータイムス等、インターネットを基盤とした報道教養番組での活躍も目立つ。
23年より、作家の島田雅彦氏、DJのジョー横溝氏などとともに「Air Revolution」(ニコニコ動画、YouTube)を主宰、幅広いフィールドで活躍を続けている。
(写真撮影/梅谷秀司)
政治哲学・社会思想の研究に裏打ちされた知見を用いて、現代日本政治や国際関係の分析などを手掛け、その視点と論理の鋭さには定評がある。2013年刊行の『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版、後に講談社+α文庫)は、日本の戦後民主主義体制のゆがみの根本を明瞭かつ痛烈に指摘して論壇に衝撃を与え、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞などを受賞した。また、現代社会の生きづらさを古典を通じて鋭く、またユーモアたっぷりに解き明かした『武器としての「資本論」』(東洋経済新報社、2020年)もベストセラーとなった。複数の著作が韓国・中国・台湾等で翻訳出版されており、海外での認知度も高まりつつある。
新聞、雑誌への寄稿、ラジオ、テレビ等への出演のほか、デモクラシータイムス等、インターネットを基盤とした報道教養番組での活躍も目立つ。
23年より、作家の島田雅彦氏、DJのジョー横溝氏などとともに「Air Revolution」(ニコニコ動画、YouTube)を主宰、幅広いフィールドで活躍を続けている。
(写真撮影/梅谷秀司)
講演テーマ
現代日本の政治情勢
国際秩序の歴史と行方
マスメディアと政治
主権者教育の可能性と不可能性
高度資本主義社会と生きづらさ
資本主義の発展と人口動態
講演・研修実績
朝日カルチャーセンター、NHKカルチャーセンター、日本教職員組合、全日本教職員組合、朝日新聞大阪本社、琉球新報社、静岡政経懇話会、全国保険医団体連合会、等々